「ねずみ取ったニャー!実秋に見せに行くにゃ」



ととと…



「あ、チーちゃんにゃ。チーちゃん!ん?それはねずみかニャ?」



「満月。来てたのかニャ。…ああっ、ダメにゃダメにゃ、これは実秋に見せるまでは絶対にあげないニャ!」



「? 見せてどうするんニャ?」



「ほめてもらうに決まってんニャろ」
※中にはねずみを取ったことを、飼い主に見せる猫もいます



ととと



「あー、チーちゃん待つニャ~」



─その頃、実秋は─



「リルぷり萌えーw来週も見たi…ギャーこの時間、学校で見れない!!!」



ニャ~



「ん?チーの声?満月?」



シャッ(縁側のカーテンを開ける)



「おー、2匹ともいるじゃん。……チー?…あっ、ねずみ!ダメだよ!!」



チーが得意げな顔をする



満月がチーを見ている



実秋がねずみを奪いに外に出る



しかし!



実秋の目に映ったのは、
ねずみをくわえる満月の姿だった。



「チー、あげたの?」



「……」



嬉しそうな満月を見つめるチー←マジ



「あげたんだ」



寄生虫大丈夫かな。



満月なら大丈夫だよね。



満月は少し離れた所に行き、食事を済ませた。



チーは食べ終わる頃にそっちに行ったが、
すぐにこちらに戻ってきて、
実秋の足にほお擦りしながら



「ニャア(あげたんだよ。偉いだろニャ)」←たぶん



と鳴いた。