結局2017年も劇場にて252本を観た。
毎月平均20本以上観ているわけか。
元々は仕事の合間の気分転換のための逃避だったはずが、もはや逃避のための義務と化している。
完全にビョーキだな。
ツイ廃ならぬ、映廃と化しているぞ。

今回は恒例の1年の総括。
近年稀に見る邦画のアタリ年から一転、はハズレ年の邦画。
でも反面、洋画は好きすぎて困る映画場ばっかりで、10本には選べないという多幸感。

ということでまずは新設部門賞から発表。

【偏愛監督賞】ドゥニ・ヴィルヌーヴ
「メッセージ」「ブレードランナー2049」という超ド級の傑作2本に
旧作「静かなる叫び」と文句なしの突出感。近年ハズレなしの安定感で一生ついていく監督。

【偏愛女優賞】エル・ファニング

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「ネオン・デーモン」「夜に生きる」「20センチュリー・ウーマン」
「パーティで女の子に話しかけるには」とこの瞬間の輝きは無敵で男女ともに幻惑させる。

惜しくも作品に恵まれず次点は、リリー・ローズ・デップ。
「コンビニ・ウォーズ」「ザ・ダンサー」「プラネタリウム」と彼女の存在感以外が微妙な作品のため惜しい。

【偏愛男優賞】ライアン・ゴズリング
「ラ・ラ・ランド」「ナイスガイズ!」「ブレードランナー2049」と文句なし

こちらも惜しくも次点は、ジェイク・ギレンホール。
「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」「ライフ」「Okja」「ノクターナル・アニマルズ」と
傑作ぞろいで拮抗、悩みに悩んで限りなく首位に近い次点。

【パルムドッグ賞】「僕のワンダフルライフ」のコーギー
映画はそれなりだけど、コーギーにひたすら萌えた。

そして、いよいよ作品部門なり。
まずは邦画編。
2016年から一転してハズレ年の邦画。
ベスト10という体裁を守るため、サルベージしてかろうじて10本そろえた苦肉の策。
かなり甘めの評価も含まれている。

【偏愛邦画ベスト10/サルベージ仕様】

①「 三度目の殺人」
②「愚行録」
③「アンチポルノ」
④「ビジランテ」
⑤「彼女がその名を知らない鳥たち」
⑥「散歩する侵略者」
⑦「光(大森立嗣)」
⑧「夜は短し歩けよ乙女」
⑨「勝手にふるえてろ」
⑩「光(河瀨直美)」


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逆に傑作が多すぎて到底10本には絞り切れずに、
到底10本だけに選べないのでこちらも力技の苦肉の策で、
鑑賞後に多幸感いっぱいの愛すべき作品たちの【ライトサイド】と
後味の悪いドス黒い鬱を残す【ダークサイド】に分けて各10本を選出。

【偏愛洋画/ライトサイド】
①「20センチュリー・ウーマン」
②「メッセージ」
③「ブレードランナー2049」
④「ラ・ラ・ランド」
⑤「ムーンライト」
⑥「Okja」
⑦「ダンケルク」
⑧「BABY DRIVER」
⑨「アトミック・ブロンド」
⑩「ドリーム」
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【偏愛洋画/ダークサイド】
①「お嬢さん」
②「ノクターナル・アニマルズ」
③「哭声」
④「ELLE」
⑤「アシュラ」
⑥「パーソナル・ショッパー」
⑦「女神の見えざる手」
⑧「たかが世界の終わり」
⑨「セールスマン」
⑩「ゲットアウト」

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以上で、2018年も映画とのいい出会いがありますように♪