そんなこんなでお産までは
無事?痛みはありつつも
無痛の恩恵を受け、産めてよかった、、という

のが所感。ホッと一安心して
入院初日は一人でゆっくりさせてもらった。
麻酔も切れ始め
会陰縫ったとこ、後陣痛、腕の筋肉痛あたりが
徐々に出てきた感じ。

ところが悲劇は2日目起きたところから。

首の後ろから肩、腕にかけて強烈な痛み
起き上がると頭がかち割れる痛み
激しい耳鳴り低音が聞き取りにくい?

首の後ろから肩腕の痛みは筋肉痛とも
考えられるが、この痛み筋肉痛ともまた違うなぁと思いつつ。。

2日目から母子同室開始と言われるも
座ってるのもままならない。

婦長さんにヘルプ出して
赤ちゃんは面倒見てもらうことに。。

院長呼んで事情説明するも
麻酔の後なる人はなる。治るから
とにかく水分補給をと。
首は筋肉痛やと言われる。

いろいろ調べてたら、
硬膜穿刺後頭痛(PDPH)
とやらになってる模様

専門家ではないのであくまで個人の
解釈だけど、
麻酔したときにほんのわずかに
針が硬膜に刺さってそこから髄液が漏れる

髄液に脳みそは浮いてるので
髄液が漏れ出ることで圧が下がって
頭痛が起きる。立位、座位になると
その圧力がぎゅっと下がるというわけ。


引用

私の場合
AかつCで
1.2.3.の症状が出たわけだ

まさにこれ

毎日1.5リットルの経口補水液を点滴。
ひたすら水を飲むえーんえーんえーん

水分摂ることで髄液を生成し
空いてる小さな穴を塞ぐ効果があるらしい

注射嫌いな私ガーン
もうこの妊娠期間何本の針を
腕にさされたことか。

そんなわけで乳はパンパンだし
顔もむくみまくってパンパンだしガーンガーン

赤ちゃんの面倒をみるどころか
起き上がることすらできないしで
しくしく泣いたよね…。えーんえーんえーんえーん

本当に良くなるのか?
自然治癒か、
自分の血液を開いた
硬膜の穴に防ぐ処置をするかの二択。

院長も心配して大きな病院の麻酔科の先生に
聞いてくれたりもしたけど。
やはり自然治癒が推奨とのこと。

調べるとこのパッチ処置はまた
硬膜に針を刺すらしく激痛みたいだし
入院もしなきゃだしで
もう、痛いのやだよ、、、
とりあえず1週間我慢して
様子を見ることを決意。

よくなったり悪くなったり。

帝王切開や、子宮の手術してる友達に聞くと
大なり小なり頭痛との戦いはみんな
してるみたいでそれがせめてもの
安心材料に。

ベテランの助産師さんや看護師さんには
日にち薬だからねー。
頑張ろうねと励まされ
その度に涙ポロポロ。えーんえーんえーん

退院も1日延ばしてもらって。

でもおっぱいは張ってくるから

入院3日目午後から
乳マッサージしてもらい始め

搾乳機で、搾乳開始。
両乳搾乳機つけてなんか西部劇の
銃を散弾してる人みたいだった笑い泣き笑い泣き笑い泣き

この時対応してくれた婦長さんが
まじでに見えた。

お風呂にも入れてないことを気遣ってくれて
あったかいタオルで身体拭いてくれたり
いろんな道具もってきてくれて
できるだけ頭痛の少ないような環境を
用意してくれたりしてかなり励まされた。

4日目は寝たまま
添い乳で吸わせる練習。

頭を下に下げると痛みが走るから
母と夫にも添い乳サポートの
練習してもらって退院後の準備を。

退院日で5日経ってるけど、
良くなる気配は特段なく、、、
不安な気持ちのまま

退院の撮影とかもする余裕なく
少しでも立つ時間を短く!
ということでダッシュで家に帰った。。

そうして家でも寝たきり
ひたすら時間がきたら
乳を添い乳で与える

夫に赤ちゃんと寝てもらってなにかあれば
起こしに来てもらうを繰り返す。

産後7日目あたりから
なんとなく症状が落ち着いてきた気がしてて

そして産後10日。
夫と娘が東京に戻る日。

空気を読んだかのように
耳鳴りも首の痛みも
頭の痛みもなくなってる!!

完全復活おねがいおねがいおねがいおねがい



本当に本当によかった。。。
治らないかと思って不安になる毎日。

産後の寝不足なんか全然
がんばれる。。。

あぁ、本当によかった照れ照れ照れ照れ照れ

いま、同じように苦しんでる人にいいたい

日にち薬は本当だった!!
絶対に治るから、
頑張って耐えて!!

少しでも和らげるグッズとして
小豆の温蒸気をお勧めしたい!



これで肩に乗せてたら幾分マシだった。
あっためると血液の流れが良くなるからだろうね。


 というわけで、、
1週間検診でかわるがわる
いろんな人がその後の様子を聞きにきてくれる
くらい病院では有名な人になる
程度に珍しい症状の、ケースだった模様。

どこまで今回の妊娠出産
運が悪いというか、、いいことないというか
出産って本当に命がけ

もう、二度と産むことはないショボーンショボーンショボーン

これ以上体調悪化がなきよう
産褥期はおとなしくすることを
ここに誓います。