こんにちは、ティップエッジ矯正研究会ブログ管理人の近藤です。今回は宮島教授に同行して中国の桂林に行ってきたのでその旅行記を掲載します。

 

前回は宮島先生にお会いするまでを報告しましたが、今回はIORIラボの技工士、落合さんとの2人の珍道中、どたばた観光記をお送りします。

 

実は宮島先生は何度も漓江下りをしたことがあるそうで、今回初参加の近藤と落合が現地ツアーに便乗しました。

「桂林の山水は天下に甲たり」の名句が示しているのは漓江下りです。両岸の山峰は高く聳えて、形も千差万別で、水が山に沿って流れ、画のように美しい景色です。「百里の漓江、百里の画廊」はこの景色の最も適切な描写です。それは桂林風景の粋で、桂林を訪れる観光客必見の名所です。

漓江下りは発動機付きのいかだに乗るツアーと客船でめぐるツアーとがあります。私たちは初めてだったので850元で客船ツアーに申し込み。しかし2階のVIP席に座るためにはあと100元の追加料金が必要とのことで、このあたりぼったくり観光地の片りんが垣間見えました。

 

それでは1000漓江下りに出発です。

桂林から陽朔までの漓江下りは「漓江精華遊」と呼ばれ、漓江観光の最も普通の方法です。観光時間はおよそ4時間半、途中には冠岩、童子拝観音、九馬画山、黄布倒影などの名所があります。

ところがです。1100頃前の前の前の前の船が座礁しました!!

  

何艘もの客船がそのまま停泊したままになり、かれこれ1時間半動けません。

 

 

 
とりあえず出てきた弁当を食べ
 

お向かいの老夫婦からナマズと

カニの唐揚げのおすそ分けをいただきました。

うーーんビールがうまし!

そうこうしているうちに1時間半ほどで座礁船も水路から脱出、ようやく船が動き出しました。

 

 

これが有名な20元札の裏の絵にもなっている黄布倒影です。

みんな20元札をもって記念撮影()

 

 

しかし、ここで驚くべき事実が発覚しました。先ほどの1時間半の停泊のせいで桂林に戻る時間を聞いたところ夜の8時半ぐらいとガイドの説明がありました。やばい、それでは7時から始まる桂林医学院の矯正科の教授との懇親会に間に合わない!!

事前にこの船の終着地、陽朔(朔)に今年の1月に新幹線の駅ができていたのを知っていたので、急遽ガイドの人と交渉、ガイドの人はこの後お土産屋さんに寄らせたかったようなのですが「An important meeting with my professor and a professor of a Guilin medical academy will start at 7:00 tonight. We have to return there.!!」と叫び納得してもらいました。

急げば1731の新幹線に間に合えば余裕、遅くても1813であれば1900には桂林に帰れます。

 

埠頭に到着したのが1615、そこで高鉄陽朔行きのタクシー(思いっきり白タク)を200元で交渉成立、ツアーを途中からドロップしました。

白タクはジモティーロードを突き進みます。

こんな感じの未舗装の場所があったり

 

こんな傘をさした原付の横を時速80kmで疾走したり

学校帰りの子供を乗せた昔のミゼットのような車を追い抜いたり

そうこうしているうちに新幹線の線路が見えてきました。

しまったー1731乗り過ごした!!

 

1740高鉄陽朔駅に到着。しかしこの新幹線の駅、我々の携帯電話の圏外となり宮島教授との連絡が不通状態となりました。(中国では普通のことか?新幹線の駅が圏外なんて、、、)

無事に1813発の新幹線のチケットをゲットしました。しかし中国の新幹線の料金安いですよね。およそ30分ぐらいの距離なのですが料金は20.5元(約320円)すごく安いです。

中国の新幹線は順番が来るまではホームに入れません。アナウンス後現在検票の表示になったら改札してホームに入ります。

新幹線がほぼ定刻通りやってきました。落合さん新幹線乗ったことがないからテンションマックスです。

意外と新幹線乗り心地いいんです。日本みたいにカーブが多くないのも乗り心地に関係しているのでしょうね。

速度は東海道新幹線並みです。高速区間だと300kmぐらい出すのですが、陽朔から桂林はトンネルが多くマックス223kmでした。

およそ30分、1846に桂林北駅に到着。

そこから食事会の会場を宮島先生から教えていただいた電話番号を百度検索で探し瑶妃御油茶会所にむけてタクシーをゲット

 

1915無事会食会場へと到着しました。

こうして2日目の桂林の夜は更けていきました。