病院に行ってきました
体から延びる数十本のチューブ
等間隔に音を刻む人工心肺
あの時間で止まったままの腕時計
液晶の割れた携帯電話
目に入ったのはあたかもドラマのワンシーンをきりとったかの光景
弟は相変わらず意識が…というか眠ったままで口につながる管と鼻血さえ拭けば家にいたときの弟自身と何の変わりもなく、穏やかなように見えました
どれくらいいたのかわかりません。
私は言葉を失ったままで、そのどうにかなりそうな現実を飲み込むのに精一杯でマスクが使いものにならなくなるほど泣きました
すぐにでも弟が「何しにきたんだよ」なんて目を覚ますんじゃないかって淡い期待を抱きながらただただ見つめていたんだと思います
ここから先はあんまり覚えてません
主治医の先生がきて今の状況、油断できる状況ではないが、今手術しなきゃいけないという状況でもないこと、脳に損傷があること、脳出血はとりあえず収まったこと、後遺症が残る可能性があること
期待とは裏腹に先生から安心できるような言葉はなくて、私が聞きたいのはそんな曖昧な情報じゃない!
て考えてたら急にクラクラして、目の前が緑とか黒になって気持ち悪くなり、先生に付き添われながら離れました。
その帰りに警察に寄り、今ブログを書いてます。
私はもう立っていられる自信がないので車で留守番です
弟の乗ったバイクは前がぐちゃぐちゃで見るも無惨だったそうです
今後の1週間は経過見で、時間をおきながら脳の写真をとるそうです
とりあえず生きてるだけで良かった、そう思うし、そう思うべきなんだと思う
体から延びる数十本のチューブ
等間隔に音を刻む人工心肺
あの時間で止まったままの腕時計
液晶の割れた携帯電話
目に入ったのはあたかもドラマのワンシーンをきりとったかの光景
弟は相変わらず意識が…というか眠ったままで口につながる管と鼻血さえ拭けば家にいたときの弟自身と何の変わりもなく、穏やかなように見えました
どれくらいいたのかわかりません。
私は言葉を失ったままで、そのどうにかなりそうな現実を飲み込むのに精一杯でマスクが使いものにならなくなるほど泣きました
すぐにでも弟が「何しにきたんだよ」なんて目を覚ますんじゃないかって淡い期待を抱きながらただただ見つめていたんだと思います
ここから先はあんまり覚えてません
主治医の先生がきて今の状況、油断できる状況ではないが、今手術しなきゃいけないという状況でもないこと、脳に損傷があること、脳出血はとりあえず収まったこと、後遺症が残る可能性があること
期待とは裏腹に先生から安心できるような言葉はなくて、私が聞きたいのはそんな曖昧な情報じゃない!
て考えてたら急にクラクラして、目の前が緑とか黒になって気持ち悪くなり、先生に付き添われながら離れました。
その帰りに警察に寄り、今ブログを書いてます。
私はもう立っていられる自信がないので車で留守番です
弟の乗ったバイクは前がぐちゃぐちゃで見るも無惨だったそうです
今後の1週間は経過見で、時間をおきながら脳の写真をとるそうです
とりあえず生きてるだけで良かった、そう思うし、そう思うべきなんだと思う