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これはお正月に読んだ本です。

結論から言うと、とても「面白い本」です!

著者は佐藤優氏、鈴木宗男衆議院議員の事件(いわゆる「ムネオハウス」などの北方領土への事業)で逮捕されていた方ですが、その過程をつづってあるのが主な内容です。

私tip_maxも、一般マスコミの報道の内容程度しか事件の知識は持たないままに読み始めたのですが、戦後の対ロシア外交や2000年までに日露平和条約の締結を目指していた過程、北方領土返還に向けての外務省の対応方針や対応経緯など、知らないことばかり。(まあ、当事者が著者ですから)
・・・いかに日頃、新聞・TV・雑誌・ネットで得ている情報が物事の氷山の一角の小さな部分だけなんだなあ、と認識を改めてしまいました。

特にロシア外交においては、人間関係の構築が大切なこと、ウオッカを飲みながらの本音の引き出し合戦で国家同士の立場をお互いに理解する現場の姿など、結構、外交もベタベタの人間関係が現場レベルでは大切なんだなあ、と表に出てくる会議はほんの一部なんだと知ることが出来ました。
きっとこのことはロシアだけではなく、お国柄で他の多くの国にも言えることなのではないか?と思ってしまいます。

後半は逮捕されてからの刑務所での心境や、取調べや裁判過程における検察との駆け引き・攻防について書かれておりこちらも心理が詳細に描写されており、とても読み応えがありました。

読み終わって・・・、ロシアって遠いイメージがあったけど、そのイメージが変わりました。とても人間味溢れる人が多い印象が・・。

いろいろ書きましたが、とても読み応えのある1冊でした!!