いやいや違うでしょ。読解力は国語でしょ!
なんて声が聞こえてきますが、
数学(学年が上がればあがるほど)は問題文を理解する読解力が肝となります。
私は生徒によく
「関数」と「確率」どっちが簡単?
と質問します。
たいていの生徒は
「関数!」と答えます。
理由を聞くと、
「関数は解き方が決まっているから、その通りやればできる。
でも確率はどう解けばよいかわからない・・・」
とのことです。
これは何を意味しているでしょうか?
確かに「関数」は、公式があって、それぞれの解法が決まっているものがほとんどです。
生徒は、どのパターンの問題か判断し、例題の通りに答えを出しているんですね。
一方「確率」は、公式はほとんど存在しません。
解き方も、基本的には 『事象が起こる場合の数/起こりうるすべての場合の数』
を行うだけです。
確率の方が覚えることも少ないので簡単なはずですが、生徒にとっては難しい。
これは設問文から状況をイメージすることができないからです。
何が行われているか把握しないで、解法に頼って問題を解こうとするからできない。
私はよく、「答えは出さなくてもよいから、すべて書き出して整理してごらん」
と指導します。
『設問を読み、何がどうなっているのかイメージし、整理する力』=『読解力』
TIPでは、ここを重視します!!
教室長
加藤
引用元:数学は読解力が出来を決める!!