下記を参照ください。
玉川学園の古典
今日はもう少し具体的に、どのようにTIPで指導するかをご紹介。
今玉川学園の高1は伊勢物語の「東下り」というものを行っています。
さて、この「東下り」の最初の授業で何をするでしょう??
内容を一つ一つ訳す?
全部の助動詞を確認する?
古語を確認する?
全部はずれです。
最初に行うのは、
「東下り」とはどこからどこへ旅をしているのか。
ということを入口に、古典の世界の常識に触れていきます。
まず、「下る」という意味を確認します。
上り電車や下り電車をイメージしてもらいます。
次に現代では東京が中心ですが、古典の世界ではどこが中心か。
まあ、京都なんですが、では京都から見た東(関東)は、どのようなところだったか?
具体的な地名を地図上で確認しながら進めます。
次に行うのは、
和歌の重要性です。
古典の世界で和歌がどのようなものなのか。
古典の世界の恋愛の話を交えながら理解してもらいます。
古典は、もちろん暗記が中心です。
しかし、古典の世界観をベースに把握しなければ、何をしているのか意味がわかりません。
上記で述べてようなことを理解すると生徒は自分で内容を把握できるようになっていきます!!
TIPの古典の紹介でした。
TIP個別指導
教室長 加藤
引用元:TIPの古典指導!