夫婦仲は良好だと思っていました。子育てに追われる毎日で、正直それ以上のことを考える余裕もなかったというのが本当のところです。ただ、ある日夫の車の中から見慣れない紙袋を見つけたことがきっかけで、心の中に小さな棘が刺さったような感覚が残りました。
問い詰めることもできたのですが、もし何もなかった場合に夫婦関係を壊してしまうのが怖くて、しばらくは何も言えずに過ごしていました。それでも日を追うごとに、些細な言動が気になるようになり、自分でも驚くほど疑心暗鬼になっていったのです。
そんな時、たまたま目にした情報から探偵という存在を知りました。それまで自分には縁のない世界だと思っていましたが、思い切って電話をかけてみることにしました。応対してくれた方は落ち着いた口調で、こちらの状況を丁寧に確認してくれ、無理な契約を迫られることもなかったので、少し安心して依頼することができました。
数週間後、浮気調査の報告書という形で現実を突きつけられることになりました。予想していた以上の内容で、しばらくは呆然としてしまいましたが、同時に「もう疑わなくていい」という奇妙な安堵感もありました。
その後の選択については、ここでは詳しく書きませんが、あの紙袋に気づいた自分の直感を信じて行動したことに、後悔はありません。誰にも言えずに一人で悩んでいる方がいたら、まずは話を聞いてもらうだけでもいいのだと、経験を通して伝えたいと思っています。