名作#2 “エンディングロールは涙で観えない” 『忘れられない人』

『私の不朽名作劇場』の第2回は、ちょっとマイナーかな?
『忘れられない人』
・出演 クリスチャン・スレーター マリサ・トメイ
あらすじ
コーヒーショップで働くキャロライン(マリサ・トメイ)は、
明朗活発な女の子だが恋愛には恵まれず、
いつも中途半端な恋に終わってしまう。
ある日の帰宅途中、二人組の男に
レイプされかかった所を、
同じ店で働くアダム(クリスチャン・スレイター)が救い、
家まで運んでくれた。
孤児院で育ち、心臓を患っていたアダムは
ほとんど周囲の人と会話を交わすことがなかった。
彼はキャロラインに恋心を抱き、毎晩彼女が無事に
帰宅するのを密かに見届けていたのだ。
そんな彼の気持ちを知り、
手を差し延べるキャロラインに、
アダムは次第に心を開いて言葉を交わし始める。
彼女は、純粋で優しい心の持ち主であるアダムが
以前から自分を真剣に愛してくれていたことを知り、
彼に心ひかれていく。
だがアダムの心臓はすぐにでも移植が
必要なほど危険な状態だった。
キャロラインはアダムに手術を勧めるが、
彼は昔孤児院でシスターから聞かされた物語を信じ、
自分の心臓が特別なものと思い込んでいた。
そして、もし心臓が奪われたら、
もう君を愛せなくなるとも言った。
互いの存在なしに生きていけないと思うほど
深い愛を知った2人。
アダムの27歳の誕生日に、キャロラインは
アイスホッケーの試合に連れて行き・・・そして
☆ワタクシ的見所
個人的には恋愛ものはあまり好きではありません。
この映画を観たのは、13年ほど前になります。
当時、マリサ・トメイが好きで観た映画でした。
関係ないですが、マリサ・トメイは今も好きです。
キアヌ・リーブスの『ザ・ウォッチャー』の
女医役ははまってたなあ・・・
・・・まあ、それはさておき、『忘れらない人』ですよ。
まずはマリサ・トメイが無条件にかわいい!!
ってしつこいですね。
マリサ・トメイは心から人を愛したことのない、
恋愛下手なキャロラインを、クリスチャン・スレーターが、
陰のある孤独な若者、アダムを好演しています。
この二人が結ばれて行く訳ですが、
アダムの純粋な愛情表現に、
キャロラインが戸惑いながらも、やがてほだされ、
彼女もまた彼を愛するようになっていく過程が
やさしい気持ちにしてくれます。
また、アダムの無償の愛(まあ、一歩間違えれば、
犯罪ですけど・・・)が、心をくすぐります。
(クリスマスツリーの下りがお気に入り)
そして、そんな彼に、今までなかった
幸せな時間をプレゼントするキャロラインの健気な姿が・・
やっぱりかわいい!!
しかし、アダムは重度の心臓病で、
心臓移植をしなければいけないことが分かる訳ですが、
彼は「心臓=ハート」、心臓が入れ替えれば、
キャロラインを愛する「ハート」もなくしてしまうと、
心臓移植手術を断り続けます。
そして、アダムの誕生日の日、最高な時間をすごした後、
アダムは最愛の人の傍らで・・・・・
。゚(T^T)゚。ここからは、目が洪水でした。。。
最後にアダムがキャロラインに残したプレゼント・・・
また洪水でした。。。。
ラスト10分は泣き通し。
「私は彼を愛することをやりきったわ」(確かこんなん)
という言葉と、エンディングの音楽が心をつきます。
「私は本当に、この人のことを好きなんだろうか?」
なんて迷っている人にはぜひ見てほしい作品ですね。
逆に、気持ちが落ち込んでいる時には、
絶対に一人で観ないでください。
重いですから・・・・
一番いいシチュエーションは、
クリスマスにケンタッキーを家に持ち帰り、
恋人と一緒に観る・・・かな??
ちなみに私の嫁はんには、
「暗い」の一言で一蹴されました。
確かに暗い、でもそれだけじゃあないです。
若者同士の温かく、アホくさいまでに
純粋な愛情表現を観るうちに、知らず知らず、
二人を応援する自分がいるはずです。
冬にお勧めの1本です。
あっ、最後に・・・私は恋愛ものはあまり観ませんが、
観ると結構感情移入してしまします。
つまり『観ず嫌い』なんですね。。。
名作#1 “ラスト30分の爽快感、衝撃の人生録” 『ショーシャンクの空に』
はじめてのブログを開設しました、
普通のサラリーマンです( ̄∇ ̄+)
このブログは、私が勝手に名作と決め付けた
色々な作品を紹介していきます。
栄えある第1回は、言わずと知れた・・・かもしれませんね
『ショーシャンクの空に』
製作 1994年・アメリカ
出演 ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン
あらすじ
1947年、ショーシャンク刑務所に、銀行の副頭取、
アンディ・デュフレーン(ティム・ロビンス)が、
妻と間男を殺した罪で入所した。
誰とも話さなかったアンディが、
ある時“調達係 "のレッド(モーガン・フリーマン)に、
鉱物採集の趣味を復活させたいと言い、
ロックハンマーを注文する。
一方あらくれのボグズ一派に性的行為を強要され
1949年、アンディは屋根の修理作業に駆り出された時、
監視役のハドレー刑務主任(クランシー・ブラウン)が
死んだ弟の遺産相続問題で愚痴をこぼしているのを聞き、
解決策を助言する。
彼は作業中の仲間たちへのビールを報酬に、
必要な書類作成を申し出た。
取り引きは成立して囚人たちはビールにありつき、
彼らはアンディに一目置くように。
アンディがレッドに女優リタ・ヘイワースの
大判ポスターを注文した頃、
彼を叩きのめしたボグズはハドレーに
半殺しにされ病院送りにされた。
ノートン所長(ボブ・ガントン)はアンディを図書係に回すが、
これは看守たちの資産運用や税金対策の
書類作成をやらせるためだった。
所長は、囚人たちの野外奉仕計画を利用して、
地元の土建業者たちからワイロを手に入れ、
アンディにその金を“洗濯"させていた。
65年、ケチなコソ泥で入所したトミー(ギル・ベロウズ)が、
以前いた刑務所で同じ房にいた男が
「アンディの妻と浮気相手を殺した真犯人は俺だ」
と話したと言う。
アンディは無罪証明の機会に色めきたつが、
再審請求を求める彼を所長は相手にしない。
そんな中、アンディは自分の人生を取り戻すべく、
ある決意を実行する・・・
☆ワタクシ的見所
ラスト30分、18年間もの間、冤罪で刑務所で刑に服し、
償いの人生を歩んできた男が、起死回生の計画を
実行する下りは
爽快にして圧巻です。
正直全く予想できない展開でした。
朝の点呼の場面、アンディが房から出てこない場面では、
早計して泣いてしまいました。。。(不覚)
そして、見終わった後の清々しい気分は
中々映画では味わえません。
『一人の人間』ってこんなにも強く、しぶとく、
前向きに生きていけるんだと、教えてくれた気がします。
でも、思うのです。
簡単に言ってしまえば、ハッピーエンドかもしれません。
ただし劇中、アンディは妻と間男の
殺人の罪は消えてないんですよね。
18年間の刑期の間に償ったとも言えますが、
やっぱり大きな十字架を背負い続けている訳で、
生涯、このことをきれいさっぱり忘れて
生きることはないでしょう。
だからこそ、アンディはレッドを
呼び寄せたんだと思うんです。
『一人の人間の強さ』と同時に、
『一人では生きていけない人間の弱さ』、
だから、支えあって生きているんだということも
教えてくれた気がします。
出演している役者さんも個性が強いですが、
演技は素晴らしいです。
まじっぱない、私にとっての不朽の名作です。












