URASIMATAROU Ep12 「オヨヨ!ごたーいめーん!」の巻
Episode12 「オヨヨ!ごたーいめーん!」の巻

ドキッ!!
振り向いたその人影は美しい女性だった。
その肌は白く、窓からの光に照らされて透き通るように美しい。
「あなたは・・どこから来られたのですか!出口は!!」
「あ、いや、ワシも連れてこられたんです・・・」
「そうですか・・・」とがっくりと肩を落とす。
「え~と、そのワシは浦島太郎っていいます。え~とあなたは・・」
「わたしは、ヒミコと申します」
「ヒミコさん。ヒミコさんあなたはいつからここに?」
「三日前からです。
三日前の夜、儀式の最中に天から現れた光りに包まれたと思うと
気がつくとここに・・・」
「儀式?」
「あなたは?太郎さんは?」
「ワシは亀を助けて何か貰えるっていうんで来てみたら、
こんなことに、アハハハハ、アホですね」
「・・・」
2人は監視されていた。
ギーギーギー
「生殖行動まだか、生殖行動まだか」
「手順があるんだろう、様子を見よう」
ギーギーギー
「ここからは出られないのでしょうか」
「う~ん」
太郎は牢の中を見渡すが、
見えるのは身長の倍以上の高さにある小さな格子窓のみだった。
首をふる太郎。
ヒミコの頬を涙が流れる。
「ああああ、いや、ごめんなさい、大丈夫、大丈夫です。
ん~そうだ、いいもの見せます」
太郎はヒミコから少し離れる。
窓から入る光が太郎をスポットライトのように照らす。
「では、いきます。・・・あっほい、こりゃ、よいしょ」
体をぐにゃぐにゃとくねらせる太郎。
不思議そうに太郎を見るヒミコ。
「あっほい、あっこりゃ。
どうですか、村祭りの踊りです、かっこいいでしょ。あっよいしょ」
「なんだかタコみたいですね」
「そうですか~あっこりゃ、ほいっ。
村ではこの踊りが上手いともてるんですよ。あっよいしょ」
「おかしい。上手ですよ、すごく」
ギーギーギー
「これは、生殖行動か?生殖行動か?」
「いや、分からん。いや、そうなのかも知れん」
ギーギーギー
つづく
予告
太郎とヒミコは生殖行動に入るのか?
そんな、まだ早いでしょう。牢の中だし。
いやいや、大人の男と女。
いったい何が起こるか分かりません。
次回
「思考は現実化する」の巻
潜在意識を活用すれば人は宇宙も飛べるのだ!!
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