URASIMATARO Ep2                   「あの頃ワシは若かった」の巻 | イラスト&キャラクター【Tinytoy】 Blog

URASIMATARO Ep2                   「あの頃ワシは若かった」の巻


Episode2 「あの頃ワシは若かったの巻」




「あれは、ワシがまだ20歳そこそこの頃じゃった」

イラスト&キャラクター【Tinytoy Blog-ura_a


老人は孫に語る。

「ワシはその頃、丹後国・・えーと京都の舞鶴あたりに住んでおった、

時は奈良に都があったから、そうさなァ~8世紀ごろかな」


「8世紀って!!嘘じゃん!!」

「はーい、私語禁止!人の話は最後まで聞いてくださ~い、

お小遣いなくなりますよ~」

「う~~」

「質問があれば終了後、受けつけま~す!よろしいでしょ~か、

では進めま~す」

「え~と、そうそう。20歳のころワシは漁師じゃった・・・


イラスト&キャラクター【Tinytoy】 Blog-ura_b


・・・・・・浦島太郎は今日も漁に出ていた。

しかし、仕事に励むわけではなく、

毎日、ゆれる小舟の上でぼんやりと空を眺めるだけ。


「この辺、魚すくね~な」


そんなはずはなかった。

舞鶴湾は多くの魚が集まり、漁師にとっては理想的な魚場だ。

太郎と同じ年頃の漁師はみな立派な家を建てている。


その日暮らしでうだつの上がらない太郎に嫁がくるはずもなく、

一人、永遠に続くかのような無為な時間を過ごすだけだった。


「は~、いいことね~かなァ~」



つづく





予告

老人と昔話の浦島太郎は同一人物なのか?

疑う孫たち。

そりゃそうだ。


次回

「やばいもの見ちゃったの巻」

誰が何を見たのか?そして一体何が起こるのか!!



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