少しづつ家族。 | ミドルフィンガー

少しづつ家族。


うちのゴッドマザー宇津江。
最近リオ先生に大人気。

「ぴょんぴょん、バイバーイ」
ってうっちゃんが言うと、
あたしに抱っこされてたのに帰らないでと泣く。



その嬉しそうににやけた顔、見たぞ宇津江。



自宅に帰ってから
「おいで」
って言ってもシカトされるジジイに自慢したそうな。




…いやらしい奴だ、宇津江。w




うちの変態カズキのことをマンガみたいな奴と言う。(確かに美味しんぼのあの人に似てる。w)
リオの出産のとき、陣痛で苦しむあたしの枕元でふたりして冷戦状態。
3日近く苦しんだリオのお産だけど、痛いより、
こちらのバトルの方が気になって意識が遠のくまでハラハラ。


ばかやろう!!
勘弁してくれっ!!

と思ってたら、
退院時にとうとう病院の中で怒鳴り合いの大喧嘩。


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コントかなんかですか?
マンガはあんたたちだよ…。










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しかし現在は、
うっちゃんは本当の親だと言うカズキと
バカな息子と言うお母ちゃん。





なんだかんだ仲が良い。
ふざけた会話で盛り上がっている。
そしてよく喧嘩してる。






娘であり妻であるあたしにとっちゃ、
どちらにもありがとう。










本気で喧嘩ができるほど本気で向かい合ってる他人。
それは夫婦だったり、親子だったりカタチは色々。


血が全てでは無いって思うんだよね。
もちろん血は大きいよ。
けど、全てではない。

血がつながっていることにあぐらをかいて
なーんにも考えず、自分のことだけだったら、
その繋がりはとてももろいものになるとも思う。


それに血が全てだったら、
夫婦なんて一生繋がれない。
元は違うお腹から生まれた他人だから。


「繋がりたい」
「大切にしたい」
その気持ちの方が本当に大切な気がするよ。


他人だって家族になれる。
時間をかけて少しづつ。

それは夫婦も、親子もきっとそう。




あきらめない。

やっぱりこれって大切。







そんなお母ちゃん、
人生初の海外、ハワイへ。



そのお土産のひとつは英語の絵本。

それを読むカズキはやっぱり変態っぽい。

そしてリオはやっぱりかじる。







うまいか?


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