先日たぶお式のオンライン学習会に参加していたところ、松尾芭蕉や奥州藤原氏といった話題が出てきました。
幼稚園生から小学生までが一度に学習会に参加するので、知らない言葉や知らない話題もぽんぽん飛び出し、我が子には、聞き慣れない言葉が出てきたらメモをとってみてね〜と伝えてノートをわたしました。
わからないことや、興味を惹かれることがあれば、後から一緒に振り返る作戦です。
そして先日子供がメモしていた内容はというと…?
まつおばしょう、のぐちひでお(よ)、
まつばおう(ん)せん、もがみがは(わ)、
5月のあめ
なるほどなるほど。
それならば、と。早速古本屋へ行って、関連する絵本を探してきました!😊
そこで探してきたこちらの絵本。
松尾芭蕉のうたと絵がシンプルに載っていて、
情景がイメージしやすかったです。
さて、絵本の中にでてきたこちらの句。
さみだれの ふりのこしてや ひかりどう
さみだれを あつめてはやし もがみがわ
子供の書いたメモと照らしあわせながら、
「5月の雨って書いて、さみだれのことだね。」
「まつおばしょうってこのおじいさん?」
「うたってなに?」と話を広げることができました。
子供は、自分がメモした謎の言葉の意味がすこしだけ分かったようで、へー!と驚いた声を出していました😊
もれなく母も勉強になります!
お次はこちらの絵本。
同じく古本屋でお安く手に入れて参りました!
「のぐちひでお、じゃなかったね。ひでよ、だったみたい。」
「病気で死んじゃったの?どうして?」
「どうしてだろうねぇ?」
図書館で借りても良かったのですが、下の子もいるので、手元に置いておくことに。
人の話を聞きながらノートにとるのは、なかなか難しい技術ですが、
1回見聞きしてわからないことも、結局なんだったんだっけ?とメモなり記憶なり疑問を持って、自から調べられる子になって欲しいな〜と常々考えています。
そして、そうなるためにはどう言うアプローチをしていくのか。
母としても、試行錯誤です!
ただ、我が子を通して思うのは、
小さい子供だからこそ持っている、「純粋な疑問の目。」というのは、大人の親もきづかない、とても鋭いところをついてくるものだなぁと言うことです
まさに5歳、どーしてどーして?のちこちゃんの目は曇りなき好奇心。
親が勝手に先入観で、「この子はまだ小さいからわからないだろう。」とやるのは勿体無い…。
もちろん子供の気まぐれで質問してきたことすら覚えていないこともありますが、
都度聞かれたことは、少しでも印象に残るようにしていきたいなと思うのです。
先日ドラゴン桜2のドラマで見ていたのですが、
阿部寛さん演じる桜木先生が、「東大生は、日常のささいなことに疑問を持って学んでいる。」といった感じのことをおっしゃってました。
母自身そんなに頭は良くない方ですが、
世の中のあらゆる事柄に興味を持って、おもしろいな〜と思える目が育てられれば、
きっと見える世界も違うんだろうなぁと、憧れてしまいます。
ところで、本格的な伝記に入る前にさらりと絵本でわかる幼年伝記絵本シリーズ。
4、5歳でもとっかかりやすくておすすめです。