出産までの流れ | サンキューパセリな人生を。

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泣きながらごはん食べたことがある人は、生きていけます。

 

出産当日(予定日より6日超過)

 

    

午前 1時50分

おしるしがきた。〝ぴゃっ〟って感じで尿漏れみたい。

ナプキンに付いた血は薄ピンク色で、

生理の始まりのような量だった。

サラサラではなく少し粘度がある。

37週辺りから、破水した時のことを考えて

夜用ナプキンを常に付けていてよかった。

 

出産が近づいているのがわかる。

(予定日を超えても前駆陣痛がなく、

 今か今かと待ち構えていたので嬉しかった。)

 

 

    

午前 3時00分

強い胎動なのか前駆陣痛なのか違いがわからないが

なんとなく、おなかが痛い。違和感がある。

 

 

    

午前 4時30分

2回目のおしるし。トイレットペーパーに少量付くくらいで

1回目とあまり変わらない。

 

 

    

午前 5時00分

生理痛のような?強い胎動のような?

なんとも言えない痛みが不規則に来る。

横腹と肋骨の間がキリキリと痛む感じ。

 

 

    

午前 8時00分

3回目のおしるし。ドロドロしていた。

 

 

    

午前 9時00分

恥骨痛?

トイレに行きたくなる感じ。

 

 

    

午前 10時30分

4回目のおしるし。3回目の時よりもサラッとしているが

生理の時のような感じではなく粘度がある。

量が段々増えていて不安になったので

病院へ現在の状況を連絡すると、

診察のために、病院へ来るようにと言われた。

(家に帰される可能性があると思うと

 行きたくなかったが仕方がない…。)

 

 

    

午後 0時30分

5回目のおしるし。4回目と同様。

 

病院到着。

たぶん内診グリグリをされたと思う。

痛かった。

子宮口は約1㎝。

 

 

    

午後 1時00分

NSTのモニターを付けて様子見。

赤ちゃんが寝ていたので、助産師さんが

ドリルで刺激して起こしていた。

 

診察の結果、子宮口はまだ開いてないし

NSTでのお腹の張りは確認出来るが、

私の様子を見ると、まだ余裕そうに見える

と言うことで、自宅へ帰される。

(我慢してたけど結構お腹が痛かった。)

 

 

    

午後 2時00分

腹痛の波が強い。痛い。

重い生理痛のような感覚。ギリギリ耐えられる痛み。

(今思えば、陣痛が始まってたんじゃないかと思う。

 両親は用事があり、夫は仕事中で、

 1人で家にいたので、

精神的にも体力的にもキツかった。)

 

 

    

午後 4時50分

夫が帰ってきた。夕飯を食べようとしていたところで破水。

勘ですぐに破水だと思ったがおしるしにも似ていたので、

トイレへ確認しに行った。

下腹部に力を入れると勝手にドバドバと出る。

夜用ナプキンでも間に合わない量で焦った。

破水セットを使ってようやく安心して動ける状態になった。

病院に連絡すると「破水しているか確認するので来てください。」

と言われる。バタバタしながら病院へ向かう。

(痛みはあったが、また帰されるかもと思うと

 どのタイミングで病院へ連絡するべきか迷っていたので

 破水が始まってよかったと思った。)

 

 

    

午後 5時00分

病院に着いて診てもらうと、やっぱり破水をしていたので

入院が決定した。体重を量ったり(-2㎏だった)

点滴用の管を付けてもらったりした。

 

夫とはそこでサヨナラ。

急いでいたので、陣痛部屋に着いた後

生まれるまで夫に会えないの…???と思うと

寂しくてたまらなくなって

泣きそうになるのを耐えていた。

 

 

    

午後 7時00分

破水していたが、先生から許可が出たので、

シャワーを浴びることになった。

浴びている間もずっと羊水が出ている。

シャワーを済ませて髪を乾かしている時、

立つのがしんどい程の激痛が襲う。

でも、なんとか呼吸を整えて部屋へ戻る。

その後、痛みは更に増した。

 

 

    

午後 8時00分

痛くて痛くて泣いてしまうが、

助産師さんが部屋に入ってきたので我慢した。

出産に関する質問をされている途中で

答えるのも無理なくらいに痛くて

我慢できずに泣いてしまう。

 

子宮口は約3センチ。

痛みを訴えたので、麻酔を入れてもらうことに。

(元々、無痛分娩の予定ではあったが、

 どのタイミングで麻酔を入れるのかわからずに我慢していた。

 早くても遅くても料金は変わらないらしい。)

 

アルコール消毒はくすぐったかった。

お腹が大きいので、背中を丸めるのが大変だった。

背に針を刺す時はちょっと痛かったけれど、

一瞬だったし、じわじわ続く陣痛と比べると

すごく気持ちが楽になった。

手元にあるボタンを押せば麻酔が追加出来るので

痛みを感じたら追加していいと言われた。

 

 

    

午後 8時30分

麻酔が効いてきた。眠い。

さっきまであんなに痛かったのが嘘みたい。快適。

 

夫に連絡し来てもらうことに。

(コロナ渦だったら、お産が進んでからしか

病院に入れなかったが

 2024年4月から制限が緩くなっていた。

 コロナ渦のシステムしか知らなかったので

 夫に会えるのが嬉しくてたまらなかった。)

 

 

    

午後 9時30分

夫登場!!!

(今日生まれるかはわからないと連絡したが

 すぐに会いに来てくれて嬉しかった。)

明日に備えて寝ることにした。

ひとりじゃないから心強い。

 

両親に「おやすみ」と連絡を入れた。

 

 

    

午後 10時00分

トイレに行きたい。おしっこしたい。

無痛分娩なので体中管だらけで、

トイレに行くときは助産師さんを呼び、

外してもらわないといけないのが面倒だった。

 

何度もナースコールを押して

トイレに行かせてもらうが何も出ない。

ぐっすり寝られると思ったのにソワソワして寝られない。

 

助産師さんに状況を伝えると、

「赤ちゃんが降りてきてるから圧迫されてるんだね。」

一応確認するね。と採尿をしてもらうことに。

その通した管が痛かった。

(麻酔後の触診では触られている感覚はあるが

痛みがなかったので、この時点で少し

麻酔の効きが弱くなっていたと思う。)

 

今度はうんちがしたい。またナースコールを押す。

何度も押すのに気が引けてきたし、

夫の前で間に合わず漏らしたくはない。

便意だと思っていたので思いっ切りいきむ。

これのおかげ?で陣痛が進み子宮口が開く。

 

くすぐったいというか、気持ち悪いが、痛いわけではなく不快。

 

 

    

午後 10時15分

どうも寝られる雰囲気ではない。

体が何かを拒絶している感じがする。

ナースコールを押しすぎじゃないかと心配になったが

どうしようもないのでまた押した。

余裕は完全に無くなり、必死になって状況を伝える。

 

助産師さんから、麻酔の効きが弱くなってるみたいだと言われ

手元のボタンを押し、麻酔を追加した。

念のため、子宮口を確認してもらった。子宮口約6㎝。

 

 

    

午後 10時45分

麻酔を追加したのにも関わらず不快。

いきみたくて堪らない感覚に襲われる。

まだいきんじゃダメだと言われるが、正直もう無理。

 

子宮口約8㎝。

分娩室への移動が決まった。

 

 

    

午後 11時00分

何度も内側から押される感覚。

いきんじゃダメだと頭じゃ分かっていても勝手に力が入る。

呼吸に意識を集中させ、なんとか耐え凌ぐ。

 

助産師さんから

「もしかしたら今日中に生まれるかもね!」と言われる。

子宮口10㎝。全開。いきみの許可が出た。

(産むので必死だったので、その時は覚えていないが

しっかりと会陰切開されていた。)

 

 

    

午後 11時31分

 

長女誕生

 

 

 

 

 

以上が、私の出産までの流れです。

その日中に生まれるとは思っていなくて、びっくりでした。

夫から私の両親へ連絡してもらいましたが、

「おやすみ」と連絡した2時間後に生まれた報告をされて

驚いていたらしいです。(笑)

 

不思議なことに、あんなに大変な1日だったのにも関わらず

メモに残しておかなければ、

忘れていたところが沢山ありました。

 

生むまでは、一人っ子にする予定だったのに

我が子が可愛くて可愛くてもう1人、

いや…もう2人生みたいかもって思いました。(笑)

 

 

 

 

今回、出産しての感想は

  1. 無痛分娩は私にとって最高だった
  2. お母さんって本当にすごいなと改めて思った
  3. 我が子が愛おしくて仕方ない

です!!!

 

お母さんみたいなお母さんになれるように頑張ります!!!