9割フィクション小説~Door Breaching~ #14~ | 横須賀どぶ板通り巡り人

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横須賀在住の主がどぶ板通りの飲み屋をメインにどぶ板の魅力を発信するサイド

皆さん、お久しぶりです。


前島広海(23)です。


あの日、会社の先輩兼研修担当の真砂一郎と偶然会った日から


すでに約一ヶ月半が過ぎようとしています。



あの日…


俺はインフル休養明けということもあり


半ば、強引に真砂さんの車に押し込まれた訳ですが。



…まぁ、これは通常の親切と理解するべきですか…




そして、翌日から出勤ということもあり


俺の自宅まで送ってくれるという。



…ここまではおかしくなかったはず…



しかし、何故か2転3転し


俺は休憩にもかからず


休憩室での昼食を避け


青空の下、モソモソした感じのパンを食べています。


訳は…


極力、真砂さんとの接点の可能性を防ぎたい!


原因は…


まさに、〝あの日〟に立ち返るわけですが。



とにも、かくにも。


俺こと、前島広海(23)は


人においそれと話せない悩みに思案中であります。