そうです、ハロウィンの渋谷です。
夜になると、どこからともなく人の形をした、
中身を失った造形物が集まってきて、乱痴気騒ぎが繰り広げられる渋谷です。
近付くと、さらわれたり、さわられたりするスラム街、渋谷です。
23時に退勤をするわたしは、すぐに安全地帯である地下へ潜った。
難を逃れるに越したことはない。
本当に迷惑極まりない。
恥を知りなさい。
悔い改めなさい。
最近、『修道女たち』という舞台を見て、
「悔い改める」というセリフにハマってしまい、
何かあれば使おうと思っているところです。
さて、このブログ。
今日やっと気付いたことが一つ。
東京に来てからというもの、なんとなくビビッドさに欠ける…と思っていたのですが、
その理由が分かった。
奈良の実家で生活している時は、
帰宅すると母にいろんなことを話していた。
お母さんあのね…という話を。
今は家に帰っても誰もいない。
話し相手にとても困る。
このブログで、お母さんあのね話を繰り広げていたのではないか。
無自覚に。
それを、誰が読んでも共感できる部分のある、
普遍的な感じにしなくちゃ…と無理をしてたのではないか。
無自覚に。
そりゃ、しょうもなくなるわ。
そして、性懲りもなくあのね話をひとつ。
出勤時に最寄り駅まで歩いていると、
尻尾が天を貫くようにピンと立った、ジャックラッセルテリアに遭遇。
人間を散歩させているかのように、背筋良く歩いていた。
あー、犬。
わたしの犬欲がにわかに湧き上がる。
元々、わたしの実家は代々、犬を飼う家だった。
最後に見送った犬、ウェルシュコーギーのやまとのことを思い出した。
やまとは、漢字で倭と書きます。
妹が勝手に名付けました。
やまと、やまちゃんと呼んでは、溺愛しておりました。
家族旅行で一泊家をあけることになり、
やまとをペットホテルに預けた時のこと。
迎えに行ったら、やまとは店員さんの後ろに隠れている。
母がやまとの名を呼ぶ。
わたしが呼ぶ。
妹が呼ぶ。
ずっと店員さんの足下に隠れたまま。
最後に、一番接点の少ない妹の旦那さんが、
力強く「やまと!」と呼んだら、
ウワーンとばかりに一気に駆け寄ってきた。
わたしたち女系家族は、なんでやねん!と総ツッコミしたもんです。
帰りの車の中でも、
「僕のこと、捨てたんでしょ!」と
母妹わたしには、よそよそしくしているやまとが無性にいじらしかった。
「ごめんね、もう置いていかないからね」
めちゃめちゃ気を遣ってなだめたもんです。
やまとのこと、大好きだったな〜。
そんなことを思い出すだけで、ふんわりとした優しい気持ちになる。
やまとは、飼ってる間も私たちを幸せにしてくれていたけど、
死んでからもこんな気持ちにしてくれる。
なんちゅう飼い主孝行な犬だ。

そんな思い出話を母に語る代わりに、ここに書いているというわけです。
聞いてくださってありがとうございます。
最後に。

ハロウィンディナーです。
マッシュポテトは、ステーキに合うなあ。
濾し器で芋をつぶすのは本当に面倒。
だけどその分美味しい。
最近、月曜の夜、NHKで「レイチェルのキッチンノート」ロンドン編がスタートしました。
食べることがいかに大切か、人を幸せにするか、
それがしみじみ伝わってくるいい番組です。
おススメです。