世界的なフラメンコギタリスト、パコ・デ・ルシアが亡くなった。
享年66歳。
フラメンコをちょっとでもかじれば、
必ず、パコ・デ・ルシアに行きあたる。
わたしも、例にもれず、そうだった。
パコとカンテ(歌い手)カマロンのゴールデンコンビのCDを、まずは買い求めた。
パコのCDに合わせた振付をスペイン人の先生が考えて、
イベントでもよく踊ったものです。
その曲が、スペインに旅行に行った時に、
ふらりと立ち寄ったCDショップで流れていて、
口ずさんでいたら、店員さんに感心されたこともありました。
パコで結ばれた国際交流。
懐かしい。
偉大なギタリストです。
逝去のニュースに、パコの本名が、
フランシスコ・サンチェス・ゴメスだと知る。
な、長い。
いい芸名をつけたもんだなぁ。
踊りを忘れていた今日この頃ですが、
久しぶりにパコ巨匠のCDに合わせて、
踊りたいと思いました。
ご冥福をお祈りします。
さて、話は変わります。
わたしの愛車、真っ赤なデミオの車検の季節がやってきた。
2011年に購入。
当時はまだ20代でした。
かれこれ、13年の付き合いになる。
大きな故障もなく、わたしの行きたいところにいつも一緒に出かけた。
かけがえのない存在です。
1年前に引っ越してからは、実家に帰る時に乗るくらい。
年間、10日。
ちょっともったいない。
所有を続けるか否か、本当に迷った。
1年前に相当考えたけど、答えが出せないまま、ずるずる来てしまった。
車検の期限は3月末まで。
そして、わたしの心は一つに決まった。
まだ乗る。
車検のために、実家に帰ろう。
そう決めたら、いろいろ考えていたのが、嘘みたい。
ずっと、こうしたかったんだなと、
自分の本当の気持ちに気付きました。
物にも命が宿っている。
時々、そう感じることがある。
デミオの前に乗っていた、走り屋車トレノ。
出勤途中、「この車ももう買い替え時かな」と母に話をしたら、
その数分後に、渋滞列から出て来た車が、横から衝突してきた。
そのまま勢いで、電信柱にぶつかり、
トレノは大破した。
前っつらが長い車体だったので、母も私も無事だった。
それだけが救いだった。
トレノは、スクラップに。
悲しかった。
トレノくんと呼んでいた愛車だったから。
凹んだ車体の写真を見ると、胸が痛んだ。
わたしが、買い替えようなんて、言ったから…。
身を呈して、母とわたしを守ってくれたトレノくん、ありがとう。
本気でそう思っていた。
優しい声をかけると調子が良くなる。
物にも通用すると思っています。
とどのつまりは、言葉の力を信じているってことなのかもしれません。
命ある限り、愛していこうと思う。
物も…人もね!
って、さむっ。