たまたまなことども | カメロンのブログ

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今朝、友人からメールをもらった。
電車のダイヤが踏切り事故のために、乱れていると。
通勤ラッシュよりも遅く出発する私に、一報を入れてくれる友達。
朝から、優しい気持ちになりました。

さて、電車。
いつもより遅れている電車が、
私のいつもの時間よりも早めに到着。
早めにスタンバっていた私も、
思わず、いつもとは違う車両に飛び乗った。
メールがなければ、おもいっきり遅刻だわ。
友人に感謝しながら、おもむろにマスクを取りだす。
風邪気味なもので…。
そして、iPhoneでポッドキャストのラジオを聴き始めた。
次の停車駅。
めちゃめちゃ人が溢れてます。
私と違って、電車が来なくて困った人達だなと、
何の気なしに視線を走らせたところ、
ある人にロックオン。
視線の先には初恋の君が。
変わらないガタイの大きさ。
座席の背にもたれてラジオを聴く私の前を、
人の波に流されて行きました。
こっそり、人波から見える横顔を盗み見る私。
ラジオからは、雨上がり決死隊の蛍原さんが、
サブウェイのサンドウィッチをむしゃむしゃ食べては
うまいうまいと絶賛している。
そんな中、ぼんやり彼の今を空想した。
実家のある、私と同じ地元から少し離れた、
割と交通の便のいい駅から乗ってきた彼。
きっと、結婚してるんだろうな。
子供がいたら、いい父親なんだろうな。
今日はたまたま、この電車だけど、
いつもは、一本か二本は早い電車なのかな。
と、乗客の95%が降りる、終点一つ手前の駅に着いた。
私は残りの5%が降りる終点まで。
ここで、さよなら。
つかの間の淡い気持ちをありがとう。

すると、彼も5%の乗客の1人だった。
離れたところにいたのに、
3歩、私に近付いた。
約一坪に2人だけ。
彼も私にうっすら気が付いた様子。
ただ、私は顔半分隠れてるし、自意識過剰かもしれない。
私から声をかけることもできず、
終点に着き、二人同時に電車を降りた。
降り際に、マスクを外した。
小二の時に、バレンタインチョコあげた私だよ。
そんな主張を込めて。
そして、いつもより、背筋を伸ばして歩いた。
そして彼の前を行く。
きっと彼は見ていないけど、
見られてるつもりで、闊歩するんだ。
曲がり角でチラッと後ろを見たけど、
彼の姿はまた、人波に埋もれてしまっていた。
さよなら。
私の初めて好きになって、
一番長く、好きだった人。

さて、それにしても、こんな偶然ってある?
たまたまが幾重にも重なって起こった出来事のような気がする。
数年前に見かけた時は、大阪の地下鉄に乗ってる時に、
たまたま彼のことを思い出してたら、その瞬間に彼が乗ってきた。
なんだ、このたまたま。
たまたまの縁の人なんだろう。
そして、ささくれ立った私の心を
少し優しくしてくれる存在だと思う。
いい朝だった。
そして、いい1年になりそうな気がした。