私も未だにこれでいいのか全く分からない子育て。
悩みもあるし、怒ってばかりでこれじゃいかん!とほぼ毎日思う。
多分世の中のお母さんのほとんどがそうだと思う。
10年前、上の子が生まれたとき初めて知ったシュタイナー。
シュタイナー教育を取り入れた幼稚園に通わせるとか、
そこまで一貫した信念は持っていないけど、
いつも頭の片隅に置いてきた教育論。
共感できる部分が多かったので、
自分にあっていることだけ取り入れている。
赤ちゃん時代はシュタイナー推奨のおもちゃを買ってた。
木や蜜ろうや粘土や、全て自然素材のもの。
ヒツジの毛でウォルドルフ人形も作った。
でも娘に「獣のにおいがする」と言われた。。。
シュタイナーの中に、「7歳までは夢の中」と言う言葉がある。
細かくは分からないけど、
7歳までは現実世界の悲しいこと、厳しいことは大人が排除し、
のびのびと外で自然に触れさせそだてる。
と、私は解釈している。
しつけも、勉強も習い事も、テレビもいらないらしい。
母親のしていることを真似することで成長するらしい。
7歳までは、ほわ~んとしたメルヘンの世界に浸らせ、
7歳から14歳にかけて、目を覚ましていくそうだ。
そのことだけ見ると、特にうちの次女は夢の世界に生きている!
他のお子さんたちに比べるとかなり幼いし、
自分じゃ何もできない。
こんなとき、シュタイナーを思い出すと気が楽になる。
お姉ちゃんも5年生だけど、か~なり幼い。
でも思い起こせば、7~8歳を過ぎたころから、やっとメルヘンの世界から
現実世界へやってきたような気もする。
最近のお子さんは成長早いし、
なんでも自分でできる。
でも、まぁいっか~うちは。
と思えるのはシュタイナーのおかげかも。
シュタイナー理論を読み直すたびに、
わぁぁ~こりゃ~私が改善しないと。。。
と思うことばかり。
久しぶりに読んだ文が分かりやすかったので下にのせます。
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いつも通りが大切
シュタイナー園では幼稚園といえども家庭訪問がある。先生が子どもを理解するうえで、親とのコミュニケーションはとても大切だと考えているからだ。我が家の場合、家庭訪問の際には、子どもにお手製の袋入りビー玉をお土産にもってきてくれた。
そして親と話しながら、ビー玉で子どもと遊ぶ。決して、何かを詰問するわけではなく、世間話のように時間を過ごす。その合間に子どもの様子に目を配っていることが、よくわかる。
その頃、第一子を海外での子育てということで気負っている私に対して、「普通に過ごすように」というのが先生からの言葉だった。
「子どもとめいっぱい遊ぼうとしなくても、特にどこかに行かなくても、まして習い事もいりません。ただ、家事をする姿を見せてあげてください。ご近所に挨拶するママの姿、お買いものをする姿を見せてあげてください。なるべく一緒にやってください。子どもはその姿に安心します。それが遊びであり、同時に最高の教育です」と我が家では語ってくれた。
日本語は、ドイツ語は、今後の教育は…とパニックになりかけていた私を救う言葉だった。
いつも通り普通に過ごすことが大切、というのは幼稚園の中でも同じことだ。先生は、ママのようにお料理をする。子どもが粘土で形をつくるそばには、午前のおやつのスープがコトコトと煮えている。
アイロンをかける。窓をふく。その姿は、家庭の中にいるかのような錯覚を起こさせる。そして子どもが、安心して目の前の作業(工作だったり、水彩画だったり)に集中していることがわかる。
ママはママの仕事をする。気負って子どもに、何かを教え込ます必要がないということを教えられる。
ドイツのシュタイナー園では、子どもとの時間の過ごし方をおおいに教えられている。これらを日本の生活に、そのままあてはめて活用することは難しいにしても、少しだけ心に留めていただき、子どもにニッコリできるきっかけにしていただければ、と思う。
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ママに視点を置いた文だけど、
分かりやすいし、安心感が得られる。
ご近所さんたちが、井戸端会議してると、
娘たちは、
「遊びに行くのやめた!家いる!」
と言う。
ご近所さんの家の庭でおばちゃんたちとおしゃべりする方が、
ショッピングセンターなんかに行くより楽しいんだろうと思う。
普通がいい。いつも通りがいい。と言うのはこういうことかなぁ~?