今夜は、あるお誘いをきっかけに、ずっと違和感が抜けなかった。

頭ではもう
「行かない一択」だと分かっているのに、
「断る」「関わらない」という選択をするだけで、
なぜか心がザワザワする。

私はイライラしていた。
自分でも「なんでこんなに?」と思うくらい。

夫に「何かあった?」と聞かれて、
最初はモヤモヤしているだけだと思っていたけれど、
話していくうちに、自分が結構トゲトゲしていることに気づいた。

夫は理由を掘り下げてくる。
「なんでそう思ったん?」
「前はこういう時、どうして行かなきゃって思ってたん?」

一つ一つ答えていたけれど、
だんだんイライラしてきて、
私は思わず噛みついてしまった。

「なんで共感してくれないの?」

あとから夫が言った。
「珍しいな、Lemonが俺に噛みつくの」って。

そこで夫なりに考えたらしい。

——これはモヤモヤじゃない。
——「なんでこんなことで悩まなあかんの?」っていう怒りや。
——違和感センサーが勝手に起動させられてるからや。

その言葉を聞いた瞬間、腑に落ちた。

そうだ。
私は「行く、行かない」ことに悩んでいたんじゃない。
悩まされる状況そのものに腹が立っていたんだ。

行かないことは自分の中で決まってるけど、連絡をもらってから、〝何て返そう…〝と頭の中でグルグルしていて、夕食の準備をしてる時も子供をお風呂に入れてる時もそこに気がいってた。

今までは
周りに合わせなきゃ
行きたくないけど、行った方がいい
そう思って、しんどくなっていた。

でも今は、
もう無理に合わせなくていいと思える自分がいる。

それでも、
違和感を感じさせられるだけでエネルギーを使うことが、ただただ嫌だった。

夫のその一言で、
急に心が軽くなった。

今日は、
自分の感情を抑えずに出せたこと。
それを受け止めて、言葉にしてくれた人が隣にいたこと。

それだけで、
少し救われた夜だった。