夕飯の時間。
家族で何気ない話をしていた流れで、ふと長男にこんなことを聞いてみた。
マイクラ、レゴ、工作、基地づくり……
“つくること”が大好きな長男に。
「もし自分が作った基地を、誰かに
『あまりかっこよくないね』とか
『べつに普通じゃん』って言われたら、どんな気持ちになる?」
私だったら、きっとちょっと悲しくなる。
長男もそう答えるんじゃないかな〜と思っていた。
だけどーー
長男は間髪入れずに、こう言った。
「別に平気〜」
えっ…?
「そうなの?どうしてそう思うの?」
「だって、自分でよくできたって思ってるから。
別に言われても気にならない」
予想外の言葉に、思わず笑ってしまった。
半分は強がりかもしれないけど、でも——
ちゃんと、自分の中に「よくできた」があるって、すごいなと思った。
「そういう気持ち、すごくいいね」と私。
「うん、それってほんとに大事なことだよ」と夫もにっこり。
誰かにどう言われたかよりも、
「自分で“よくできた”と思えているかどうか」。
それをちゃんと感じられるって、
シンプルだけど、すごく強いことだと思う。
誰かに褒めてもらえるのも嬉しいけど、
「これでいい」って、自分の中で思える感覚があれば、きっと、ぐらぐらしない。
そんな“心の土台”が、少しずつ育っているんだなと感じて、胸がじんわり、あたたかくなった。
あぁ、なんだかいい時間だったなぁ。
そう思えた、夕方の食卓でした。