余裕があって

感情が揺れなくて

常に穏やか

いつも笑顔で子どもに接したい


そんな母親になろうとしていた頃があった。


疑うこともなく、

「ちゃんとした人ならできるはず」

そう信じていた。


だから、怒るたびに

イライラするたびに

私は自分にダメ出しをしていた。


できない私はダメ。

そんなふうに思っていた。


今思えば、

そんな人、どこにもいない。


でも当時の私は必死だった。

いい母になりたくて、

子どもを大切にしたくて、

ちゃんとしたかった。


怒ってしまった夜、

子どもの寝顔を見て涙することもあった。

きっと、私だけじゃない。


みんな、

いいお母さんになりたくて

頑張ってる。


今は、怒ることを

「失敗」だとは思わなくなった。


余裕がなかったんだな

疲れていたんだな

休もう

無理しないでいこう


そう思える。


あの頃の私が悪かったわけじゃない。

ただ、苦しかっただけ。

そして、その苦しさの原因が分からなかった。

それが、いちばん辛かった。


今の私は、前と比べたら

だいぶ心が軽くなった。


まだまだ未熟な母だけど、

これからも子どもと一緒に、

少しずつ成長していきたい。