寝るのが好きだ。

体調や脳のコンディションに左右されて安定した睡眠が

とれないときもあるけど、布団に入ってごろごろするのが好きだ。

[三界は安きこと無し猶お火宅の如し]な現世から身も心も魂も

守るための最後のシェルターです。

水木しげる先生も漫画で睡眠の重要性を説いております。

睡眠時間を削ることは直に命を削ることです。これは間違いない。

 

で、昨日こんな記事をネットで見た。

たしかに不思議な現象ですねえ。徹夜するぐらいならうつ状態のままでいいです。

(というか、うつにも色々なタイプがあるけど自分は徹夜したり体に負担かけたり

すると鬱が一層重くなるタイプなのでそもそも徹夜できない。)

一晩でも徹夜すると脳に不可逆的な悪影響が出るのは常識です。

認知症発症リスクが上がるけど鬱の症状を軽くしたい方はどうぞ、てなものか。

リンク先の記事を読んでみると、

『徹夜することが一時的な抗うつ効果をもたらす可能性があります』とかいてある。

あくまで予備分析的な中間報告ではないか。

 

だいたいやね(←竹村健一っぽく)、鬱の症状で不眠のときってのは

絶望感や自責感(あれもこれも自分が悪いんだ)で頭がいっぱいになり

希死念慮がたびたび襲い掛かる中で布団の中でもがき苦しむ状態なんですよ。

おそらくストレスで脳が委縮するだろうし、本当にこんな状態で徹夜して

鬱がよくなるのかといえば絶対にならない。記事の中で実験に参加した方々は

『徹夜する被験者らは読書やゲーム、TV視聴などで朝までの時間をつぶし』と

書いてあった。かなり軽いうつ状態の人なのではないだろうか?

読書もゲームもやることができずに横になって身悶えしながら

ひたすら罪の意識と希死念慮に苛まれて朝を迎えるガチのうつ病なめんなよ。

そんな事するんなら薬を飲んでひたすら半強制的に寝てしまうほうがずっとまし。