ニュースをみたら、低所得者家庭に向けて5万円給付正式決定 と。

これだけ食品も公共料金も値上げしてる状況なのだから、

全国民一律でプッシュ給付すればいいのに、

とおもったが全国民対象だとけた違いに予算がかかるのだろう。

 

少し前にも書いたが、生活保護を受ける/申請することに対する心理的ハードルがまだ高い。

生活保護を受けることに対する負い目など感じる必要など

全くない。武士は食わねど高楊枝的なプライドは不要。

死んでは何にもならない。生きることがすべてである。

そして生きていれば何とでもなる。

 

自分も保護受給者で現在療養中だが、生活保護申請時について

あれこれ少し書く。東京23区内のケースです。

・扶養照会はなかった(これは自治体によるので未だある所のほうが多い)

・デスクトップPC,ノートPC,スマホ,プリンターは持っててもOK

(実際、申請時に担当さんが部屋に来て審査したが 『仕事に必要・今後の生活に不可欠』

 としてパソコンを複数所持するのは(ネット環境含んで)合法、当然なのだとか。)

ただしあまりに高性能すぎるゲーミングPCだと売ってください、って言われるかも

・事情により保護受給と同時に引っ越す必要がある場合、

 引っ越し諸費用はすべて自治体から出るので心配無用。

家賃分の保護費は上限が設定されてるので、申請時に高い家賃の部屋に住んでた場合は引っ越しを促される。

引っ越し業者の費用や初回敷金・礼金などは肩代わりしてくれるので何も心配はいらない。

そして、新しい住環境の選定についてもすごく親身に相談に乗ってくれた。

「クーラーがついてるか必ず確認してくださいね」とか「内見は必ずしてご自分にあった部屋を

選んでくださいね?」などなど。

生活保護になると四畳半のボロアパートで寒さに震える、という昭和な先入観は捨ててください

・車、バイクは所持できない(ただし地方により可の場合も)

特に交通網の発達した都会では自家用車所持は無理だが、そのかわりバスの無料券などが

発行されるのでそちらを活用したい。

・多少の借金があっても保護認定される。

自分のケースでもそうだったが、未払いの借金があっても申請受理された。

 

とにかく、

【来月の家賃が払える当てがなく何か売って金になるような資産も貯金も無い

誰かから金銭援助受ける当てもない】

この一文に当てはまる場合はすでに生活保護受給条件に適ってるし

すでに受給できるほど追い詰められてる状況なので。

“まだまだ大丈夫、努力すれば何とかなる。”ではない。自分でそう思ってる場合は今すぐそんな考えやめて窓口に相談に行ってほしい。

かつての自分がそうだっただけに、このテの報道やウェブの記事読むとすごく心が痛む。