【8億円分の熊手】8億円の借金の背後にある、政党助成金ビジネス | AQUOSアニキの言いたい放題

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渡辺氏8億円:メールで「5億円必要」 衆院選前、会長に
みんなの党の渡辺喜美代表が化粧品会社ディーエイチシー(DHC、東京)の吉田嘉明会長から8億円を借り入れた問題で、渡辺代表が2012年12月の衆院選前に選挙情勢を説明した上で「あと5億円必要です。何とぞご融資お願いします」と記したメールを吉田会長に送っていたことが28日、分かった。

 吉田会長が共同通信の取材に明らかにした。

 渡辺代表は27日、記者団に「純粋に個人として借り、選挙資金や政治資金としては使っていない」と述べたが、メールの内容と食い違っており、あらためて説明を求められそうだ。


8億円分の熊手というものがあるなら見せてみろ。

渡辺喜美の発言を聞いて、こう思った人は多数いるだろう。8億円全部を熊手に使ったとは考えられないが、使途を聞かれて第一に熊手と答える奴は普通いない。大きな額を借金した以上、それなりの金額の品物を例に挙げるのが普通。ちなみに市販されている熊手は、清掃用のもので1000~2000円程度、祝い用のもので1万円~数十万円単位だ。
数十万単位のものは、町内の祭りなど、それなりの催し物で使われ、個人で使うのはよほど使う金に困らない人だけだろう。

・・・借金してまで買うものかどうか疑問だが。

さて、熊手ネタでイジるのはこれくらいにして、本題に入る。
8億円の借金

8億円もの借金、正確には3億円と5億円と2度に分けて借金をしているのだが、
入金のあった時期が、2010年参議院選挙、2012年参議院選挙の時期と重複している。
選挙の準備資金として使われた、というか使ったから正直に言えず、熊手ネタを披露してしまっている。

借金をしてまで当選したかったのか?いや違うね。返すアテも無いのに当選したって意味がない。返すアテをどこに求めたのか?それは政党交付金。1つの政党で当選した人数に応じて交付される、政党への助成金だ。原資はもちろん、俺らの税金だ。
ここまで読めばピンと来るけど、8億円はこう使われた。みんなの党の議員を当選させて、政党交付金を受け取って、借金の返済に充てた。3億と5億それぞれ、交付金が上回れば、それが儲けになる。
結いの党の代表:江田憲司は、所属していたみんなの党のカネの管理について、
渡辺喜美が個人管理していて、非公開だったと証言している。これってつまりさぁ、渡辺喜美個人の利益にしていたってことだよね。

もういい加減に止めないか?政党交付金。そもそも考えられていた目的と違う使われ方しているだろ。この政党交付金ビジネスを使って最も儲けていたのが、小沢一郎だろう。

最近になって、この8億円騒動が出たのは、
渡辺喜美が借金の返済に首が回らなくなったからだと思う。なぜか?みんなの党から脱退して、結いの党へと分党してしまった議員がいるから。分党したら、当然当選議員は減って、政党交付金も減る。減れば借金の返済が出来なくなる。返済が滞った経緯から、明るみに出たんじゃなかろうか。

本人は正直に言えないだろうけど、大方こんなところだ。もうみんなの党は終わり。何も知らないからって当選した議員らも終わり。グルだと見なされるだけだ。みんなの党は寿命長いかと思ったけど、案外こんなことで淘汰されてしまうんだな。