先月20日、米ホワイトハウスの手狭な記者会見室は、内外メディアの記者でごった返していた。オバマ大統領の年内最後の定例記者会見。笑みを浮かべ姿を現した大統領に、ホワイトハウス詰めの記者から厳しい質問が飛んだ。 「大統領が描いた政策は、就任からこの5年間でほとんど実現していない。国民の大統領への信頼は失われている。そのことを分かっているのか」 支持率は大統領就任以来、最低の41%。オバマ大統領は、厳しい表情で「良いことも悪いこともあった。世論調査の結果を気にするようであれば、私は大統領に立候補していなかっただろう」とかわした。5年前に初の黒人大統領として熱狂をもって迎えられた当時の姿は、見る影もない。 メディアにも不評だ。ある米国人記者は「オバマ政権はメディアの取材や、情報の開示を厳しく制限し透明性を欠いている」と顔をしかめる。メディア側が抗議するなど、ホワイトハウスとの軋轢(あつれき)は絶えない。
直接関係無いのは分かってるけど、もう民主党って聞くだけでアレルギー気味です。
なんか、オバマ大統領って頼りないね。就任当時は、黒人初の大統領とか、就任時の「チェンジ!」演説とか、結構人気あったのに、今じゃ通称「オバマケア」保険系の政策をはじめ、あまり上手くいってないみたい。シリア情勢の判断決定の遅れとか、TPPの停滞とか、政府予算の停止とか、そういう拙さもあるけど、俺から見ても、日本との関係には「?」を感じてしまう。
確かに、安倍首相は日米外交はよくやっているし、同盟強化の方針を決定したり、集団的自衛権の賛同を得ることも出来た。ただ、日米に関しては問題は無いけれど、日中関係や日韓関係に無闇に介入してしまって、やぶへび状態になっている印象を受ける。
靖国参拝の「失望」声明にしても、ケネディ大使の「イルカ漁反対」ツイートにしても、軽率な発言が目立つ。いずれもオバマ大統領自らが発言したわけじゃないんだけど、政府として意思統一が出来ているのか疑問だ。この状況って、日本の「無能・民主党政権」の失政3年間に似ている。オバマ政権は傍から見てもガタガタ気味で、対してロシアのプーチン大統領はなんとなく威厳を感じてしまう。北方領土解決もこの大統領と安倍首相なら解決出来るんじゃないかと、淡いながらも期待をする。諸手を挙げて信用は出来ないロシアだけど、それなりに対等に、敬意を払って話し合える信頼はあると思う。
「テキサス親父」のグレンデール市の慰安婦像撤去の署名は、定員10万人以上の署名を得て、ホワイトハウスに請願されたが、回答はまだ出ていない。審査とか諸々あるんだろうけど、色好い回答を出して欲しいね。この点に関してはオバマ大統領に期待したいね。