
終戦記念日にでも行けば、もっと意味の深いブログになるんだろうけど、実際に言ったのは今から一週間前の9月13日。
なんのこともない、ただの平日。遊ぶための旅行だったわけだけど、ついでに靖国神社に行くことにした。どんなところなのか、興味があったし。
初めて靖国神社に行った印象は、意外と開かれた印象だった。戦没者を祀る場所、ということもあって、もっと厳かで近寄りがたいようなイメージがあったんだけど、そばにはお土産屋さんがあったり、昭和の薫りがプンプンする屋台があったりした。

お土産の商品はかなり特殊なものばかりだったけど、木造で改築も無く、昭和のままずっとこのままだったんだろうなーと感じさせる懐かしさがあった。普通にアジア系の外国人家族が観光に来てたので、本当にオープンな場所なんだろうね。
戦没者の手紙。これから死地に赴くことを知りながら、国の為に戦うことを誇りに思いつつ家族を案じた内容だ。おそらくこのまま遺書になるだろうと知りつつも家族に宛てた内容は、恐怖とか派兵させられる呪いよりも、むしろすっきりとした潔さとか清廉さを感じさせる。
こういう境地に達することは果たして俺にあるだろうか?
ゼロ戦。思いのほか大きい。もっとこじんまりとしたものかと思ったけど。勇敢さを感じさせるフォルムだ。これを遥かに越える性能の機体を自衛隊は何台も持って国防の任務にあたっているわけだけど、戦闘にならないことを願うばかりだ。
戦没者の将校らの遺品を展示した展示会が催されていた。撮影禁止だったので写真は無いけど、どの人も沈没する戦艦と運命を共にしたり、降伏することもしなかった。日本の為に心底から戦っていた人たちってことだ。
命をかけて国の為に何かをやる。そういう機会が俺にもいつか来たりするのかな。命懸けなんてのは極力ゴメンだけど、何かをやるってことなら協力したい。
