言い訳大会だと批判されまくった民主党の大反省会。
責任回避ばかりに終始した姿は、俺も動画で観たけど、かつて政権交代で隆盛を誇っていたはずの
姿はどこにもない。
「俺を誰だと思ってるんだ」などと強言を吐いていた議員も居た。
「腹案がある」などと嘯いて騙した議員も居た。
政権を取るまではそれなりの志はあったと思うんだけど、政権を取ることでゴールだと思い込んだ、
日本という国は自分たちの思い通りになるんだと、思い上がったというところに、民主党の失敗の原因があったんじゃなかろうか。
そのへんの反省が少しも見えなかったのは、ガッカリだ。素人の俺でも思いつくところの反省も言えないのは、
幹部たる地位を気づいた人間たちのプライドが邪魔してしまっているんだろう。
政権を取るまではそれなりの志はあったと思う。・・・が、それ以前の段階で、危うさがあったと、今なら分かる。
例えば、あのルーピー鳩山の批判劇に酔った国民も居たはずだ。当時の麻生首相へ批判する姿に、持て囃したマスコミや支持者に、
鳩山は酔った。
酔っ払った鳩山に政権が渡ってしまった時点で、危うさを感じた国民はあんまり居なかったと思う。酔いは民主党全体に回り、
酔った末の体たらくが失敗となった。
すべてがマスコミのせいだとは思わない。だが思い上がりの自己批判のみで終始するような反省では意味が無い。
ここから民主党の支持が浮揚するとは到底思えないが、浮揚するとしたら世代交代しか無いだろう。
かつての閣僚経験者らは全員議員辞職した上で、若手に譲り、組織そのものを生まれ変わらせるべきだ。
大きな賭けだが、それしかあるまい。
今の幹部らが責任を取るとは到底思えないが、本気で浮揚しようと思うならそれしか無い。