TPP交渉参加の、世間の感触は? | AQUOSアニキの言いたい放題

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どう転ぶか分からない、期待値よりも不安値のほうが高いとしか見えないTPP交渉参加。
来年、あるいは再来年に実は「参加して良かったー!」ってな展開に、案外なってればいいなとは
思うけれど、「やっぱり参加しなかったほうがいいじゃん!何やってたんだよ!」という展開が
沸々と想像してしまう。

そこで並行するようにチビッとだけ湧き出てきた、「解雇自由化
法案」の話題。これは別記事として後で書かせてもらうけど、納得出来ない部分のが多い。これは後ほど。

で、TPP。世間の感触はどう見ているんだろうか?ぶっちゃけた話、俺は新聞とかの世論調査とかTVの街頭インタビューなんて、信用してないんだよね。あんなもんいっくらでも編集出来ちまうし。
最も信用出来るのは、来週月曜日の株式市場の反応かな。ガンと弾き出される数字はもっとも信用出来る。どうとでも解釈出来る点は違いないけど、編集の余地が無い分、信用出来る。

3月15日の日経平均株価は終値
12,560.95円。で、225先物はマイナス下落して12,390.0円。
3月18日の数値で、12,560.95円より上がっていれば投資家は高評価、下がっていれば低評価って言う風に解釈してもいいんじゃないかなと。
まー、海外投資家とか機関投資家(銀行とかファンドとか)の連中が占める市場数値は、家計に直接密接する国民の声は反映されてないかもしれないけれど、間接的には信じてもいいかなと。
業種別で大幅高、大幅安になる部分で評価も違ってくるだろうし。こういう見方でTPPを評価するというのも、面白いハナシだと思うけれど。

個人的にはTPP反対なんだけどね。大半の国内企業の体力(資産)を奪う結果になるとしか思えないTPPはロクな結果にならないと思う。

すこーし楽観的なハナシをする。今回のTPP参加、自民党の
反対派連中は相当な議論を交わして、首相とも直接話をしたはず。今頃は議員連中が「残念だ、離党する!」とかガヤガヤ騒いでいてもおかしく無いくらいの話題なのに、全くと言っていいほど波風が聞こえてこないのよね。折り込み済みの結果だからなのかもしれないけれど。これが民主党政権だったら離党するだの云々だの騒いでいただろうに。
・・・で。ここからが本題。実はこれ、TPP不参加の為の布石なのかな、と。日米安全保障とか諸々の事情で、表立ってアメリカに不参加をきっぱり表明しにくい日本としては、一旦交渉参加を打ち出しておく。交渉参加すると、結論出しに難航する態度を見せる。条件の不一致を理由に、正式に不参加を表明。同じくこの間にTPP参加に難色を見せる交渉参加国が無いか、情報を集めておく。
国内世論に対しても難航していると情報をリークして、不参加への世論を加速させておく。

例えて言うなら、「彼氏(或いは彼女)と実は別れたいのに、どうにか口実を探している」って状態なんじゃないかってこと。どーみても国益に見合わないTPPを表立って不参加とは表明しづらい日本としては、
交渉参加はするものの、なんとか格好つけて不参加に持っていく。自民党としては、公約も達成するし、JAとのメンツも保てる。実はこういう裏が自民党の議員連中の中で折り込み済みなのでは・・・?
とか考えるのは楽観的過ぎるかな。
あくまで個人的に考えた、楽観論ってことで。