近日の間に、交渉参加するか否かが報道されるんだけど、
その結果市場はどう反応するのか、予想してみることにした。
※あくまでも予想。あくまで。個人的には不参加のほうがいいんじゃないかなーなんて
思ったりするんだが。
[参加すると・・・]
日本株式市場の日経平均はまたハネ上げることになる。海外投資家の押し上げによって
株価が騰がるだろうと予想。交渉参加イコール事実上の参加にかなり近い位置にシフトを
置くことになる。
特に輸出系や海外市場に向けた銘柄がハネる。仕込むなら今(2013/3/4現在)
[不参加だと・・・]
海外投資家の期待感が冷えて一時期下がる。ただし、内需系の株は現状維持かあまり下がらずに
済むのでは。
TPPに参加しないからと言って、金融緩和自体は進行中なのだから冷え込みは一時的なもので、
4月以降にまた回復すると思われ。
あくまでも株式に注目した予想だけど、雇用とか家計のことを考えたら、不参加のほうが
良いと思う。これまでのようなリストラや賃金削減、賃上げなし、ボーナス無しのような
経営を続けて、これまで以上に海外労働者を安い賃金でどんどん国内に引き込むような
やり方は経営者や役員だけが喜ぶやり方で、成長モデルとして好ましいとは言えない。
カネの流通を政府や企業だけに集中するのではなく、家計に落とし込むようにして、
ガンガン循環させたほうが、5年後10年後の日本が海外から評価されると思う。
内部留保したタンス預金なんか、さっさと配当やボーナスで、株主や従業員に還元させたほうが
良いと思うのだが。