尖閣諸島での中国側艦船のレーダー照射について、新たな事実が分かった。
レーダー照射は尖閣諸島国有化前から何度も受けていたとのことで、当時の民主党政権は政治判断で発表をせずに居た。
発表するべきだったかしないべきだったか。中国を刺激したくないという当時の判断は、政権交代した今となっては誤りだったという向きが強い。
強硬かつ横柄な態度を取り続ける中国に対して、弱腰過ぎた当時の政府の態度は、現在さらに増長させてしまったのでは。
もうあの国って発展途上国じゃないし、レーダー照射なんてチョーシこいて挑発行為繰り返すんだから、ODAをブッチしたっていいと思う。
だけど問題はその後だよね。この経済をこれから立て直そうという時期に、中国との過剰な摩擦は、最悪中国側からの攻撃を受けるということになりかねない。
当然、自衛していいんだけどその結果、経済や国際信用に深刻なダメージを受けることになりはしないか?もちろん、世論は日本側に味方するだろうけどそれはあくまで最初だけ。長引けば長引くほど経済悪化や信用低下は避けられない。こういうこと考えると中止というよりもODA削減で中国側の出方を伺ったほうが良いような気がするな。
中国政府が軍部を制御しきれていないという向きも強い。今年は中国との綱渡りな外交になりそうだ。
外交とは、弁論と交渉の暗闘の世界で、戦場と変わらないんだね。ムズカシー。