信用口座を開設しました。開設するだけなら何も起こらないので、問題無いのですが・・・。
自分の使える余力(株式を扱える資金のこと)が一気に増えたので、気分的な余裕を感じてしまいます。
でも怖いよね。この余力は間違いなく借金。借金っていう感覚が鈍ると、失敗すると恐ろしいことになる気がする。
リーマンショックとか震災みたいな状況はなかなか起こらないけれど、やっぱりこういう金額を見てしまうと薄ら怖さを感じてしまうね(貧乏性があるってことなんだろうけど)。
住宅ローンとかそういうときの借金ってこういう感覚なのかなーと思う。身の丈を超えた金額。それをポンッと手元に渡された感覚に近い。札束をハイッと渡されたような感覚。この怖さはとっておくべき怖さだよね。
運用するためのお金なので、この余力は使おうと思う。だけど、限界ギリギリはマズイし、余裕は大分残す形で
運用したほうが精神衛生的にも良さそう。
信用取引は現物取引以上に慎重さを要する(と思う)。空売りなんて実生活でやったことないし。ロスカットも厳しくやらないと。
実際に、プロとか生活してる人の勝率って、2割とか3割程度のものらしい。沢山銘柄を買って分散して、その中で収穫出来た数銘柄だけで、損失を上回る利益を得るらしい。こういう人たちは、信用取引の慎重さをしっかり心得てるんだろう。俺も心得なきゃ。
話変わるけど、俺自身はテクニカルよりもファンダメンタルズのほうが向いてると思う。チャートは見るっちゃ見るけど、テクニカル分析で判断して買った銘柄で、いい結果を得たことって無いのよね(いっつも空振り)。
どちらかというとPBRやPERやROE、借金がどれだけあるかを判断して、利益余剰金とか配当とかを見てから買ったほうがマシな結果になった(偶然が重なってるだけかもしれない)。2ヶ月3ヶ月先、この銘柄は上がるのか下がるのか?を加味して判断する。
空売りするとしたらどうするんだろう?PBRやPERで実体よりも見た目が成長しすぎてる株を買う、って形なのかな。材料不安を探すとしたら、借金に対する利益が少なすぎる、とかだろうか。
少なくとも粉飾決算とか偽装とか、大幅下降修正とか、そういう材料は実際にニュースが出てからでないと分からない。予測出来れば空売りで儲けられるんだろうけど、それは難しいんだろうな。とりあえずチャートを見ただけで判断するのはやらない(というか、俺にはそういうのは無理)。財務を見てから決める。
今の市況はアゲアゲ相場だから、空売りする機会は少ないかもしれない。順張り信用買いのほうがいいのは間違いないだろうけど。今月、来月と決算を控えてるから、この時期の決算はマイナス発表のが多いような気がするなぁ。それが冷や水になって市場を冷やすなんてことは無いだろうか?期待するとしたら来年度から。
政治の話になるけど、麻生さん、頑張ってね!期待してる!日銀人事はぜひ良い人を登用して!