金持ち優遇だとか前時代的とかバラマキだとか、金持ちに対する批判、有り体に言えば悪口ってのはどこにでも転がってる。もちろん驕り高ぶった態度が良いとは思わないが、金持ちをひがんだり妬んだり捨て鉢になる態度も良いとは思わない。何の解決にもならないしね。
現実を見て、まず認めなければいけないことがある。
それは、金持ちが先に社会を作っているということ。なぜなら、景気や経済を先導するのは間違いなく金持ちだからだ。庶民じゃない。金を出せる量そのものが違うのだから。才能や奇抜な発想が思わぬ事態を作る例外はあるが、基本的に金持ちから作ると言っていい。
で、ナニが言いたいかって言うと、格差社会だとか金持ちは悪だとか批判の対象にするよりも、むしろ自分が金持ちになるように色々手を打ったほうがいい。そういう現実を認めて努力したほうがずっと建設的だし、悪口ばかりで毒しか持たない連中よりよっぽど良い。
こんなことを言うのは憚られるかもしれないけど、実際、庶民に直接カネをばらまいて結局何が起きた？貧乏根性丸出しで安い物しか買わずに貯金ばっかりしまくって、自分達で自身の首を締め上げた。だから今回は金持ちに先導してもらう。
金持ちのオコボレを待つんじゃない。結局、悪口を言う奴はオコボレ待ちの奴だ。金持ちの時流に従えば自分のカネだって増える。
経済は金持ちがまず動かす、動かしているってところを素直に認めよう。金を得る意識はそこから始まる。