という風なメッセージを与えるドラマや映画は数多くある。高僧や聖人だってそう話すし、
大統領や王族、みんなが認めるヒーローだってそう話す。
・・・が、今回の選挙を通じて思ったことがある。果たしてそれだけか?と。
田中真紀子が落選してしまった。党を渡ったり大学認可の問題とか、お騒がせな物言いで
それが結果に出てしまった田中氏だが、行動はともかくとして、田中氏の話し方は個性があって
それなりに好きだった。あの個性っぷりは石原慎太郎にも通じるものがあるし、個人的に
そういう部分に魅かれ易いのかもしれない。そういう点だけで言えばちょっと残念だ。
・・・って、田中氏の話ではない。民主党の一年生議員の連中の話だ。
小泉チルドレンとか小沢ガールズだの、俺の知ってる限りでも素人がその時の風に乗って当選してしまった。
今回の選挙のキッカケとなった民主党の体たらくをみて、こう結論付けた人もいるんじゃなかろうか?
素人が政治に出しゃばるな、と。
確かに民主党の連中の、パフォーマンス優先の言動や、命令伝達の稚拙さとか、綱領もへったくれもない規律の無さは素人だからこそかもしれない。
サラリーマンから毛の生えたような連中だからああなったのかもしれない。
だから政治はプロに任せればよかったんだ、と考えるのも当たり前だろう。
だけどそうだろうか?という風にも考える。本当に国をどうにかしたくて立候補した民主党の一年生議員も居たはずだ。そういう風に燃えた気持ちを持って国政に来た人も居たはず。
人を信じるというのは反面で恐ろしい面を持つ。票という形で自分に集まる信用。信用は数となり、目の前に積み重なる。それに応えようとして、パフォーマンスに走る。繋ぎ止めたくて実行出来るかどうかを棚上げして発言を優先させる。信用を失いたくなくて金に走る。
「先生」と呼ばれる身分になって、彼らは初心を見失ったんじゃなかろうか。