衆議院選挙が終わった。引っ越しとかの関係で投票出来なかったのもあったけど、
実際に有権者となって投票したのはこれが4回目くらい?だと思う。
最初に有権者となったのが郵政選挙。例の小泉内閣の頃。あのときはよくわからないまま、
自民党に投票した。
あの頃は新聞やネットの報道をただ見ているだけだったから、安倍首相や福田首相、麻生首相が悪い人間のように見えていた。まぁ実際、他の閣僚がバンソウコウだの、サミットだの、なんとか還元水だので悪者のような印象を持っていたな。政治とカネ問題で派手に取り沙汰されていたのをよく覚えている。今思えば漢字の読み間違いだのカップラーメンの値段など、そんな瑣末なものはどうでもよかった。庶民感覚からズレているだのお金持ち感覚だのというのも、なんだかズレた論調だった気がする。後になって、ママからお小遣いもらってる首相もいたしな。
さて、個人的に今回の総選挙だけど、ここまでの俺の経験からすると、極端な結果になってばかりな気がする。経験が小泉改革の頃からだけど、選挙というのはこういうものなのか?という風に疑問視してしまう部分がある。もっとマッチレース的な議席争いをして、ハイレベルな応酬が出来る選挙戦を期待したい。大勝ち、ボロ負け、といった大味な選挙だと、どうも報道やマスコミ、コメンテーターの報道論調に踊らされてばかりな気がしてならない。本来そんなものに左右されるべきでないというのが俺の考えだ。そういう風に考えると、今回のネットの党首討論は良かった。あれは次回の参議院選挙でも是非やって欲しい。ただし、明らかに討論ルールを守っていない、鈴木宗男と福島瑞穂は出てきて欲しくないが。ノーカットノー編集の討論のほうがいい。次回も是非やって欲しい。
今回俺は自民党に投票した。小選挙区も比例も。住んでる地域が民主党が強いところだったから、小選挙区は民主党が議席を取った結果になったけれど。
一番投票する決め手になったのは景気対策かな。日銀の金融緩和をハデにやるという公約に、景気浮揚の効果を感じた。子供手当だのなんだのより、旦那の稼ぎが増えて、それで家族が養えるのがベストに決まってる。公助よりも自助だ。そうすれば生活保護なんかより働いたほうがマシという風に意識も変わってくる。投資もしやすくなるしね。
俺も含めて、結婚したがらないのは経済的な要因が大きい。そこを解消しなければ少子化対策もへったくれもない。配られるカネに頼って生活するより、自分の稼ぎで養っていくほうが自分にも自信が持てるだろう?自信の持てる社会にしていくことが何よりもベストだと感じた。だから今回は自民党だ。
もうひとつ、次の決め手になったのが国防軍。国を自分で守るという意思を世界に示すための最も効果的な策だと思う。自衛隊が災害救助で頑張ってきた姿に感動したり、尖閣諸島の漁船衝突の映像がyoutubeで流れたことは記憶にあると思う。彼らの地位を世間的にも世界的にも向上させるべきだ。
国防軍という風に改称することに対して、批判があるけれどどれも的外れなもののように見える。
これまで通りの専守防衛という役目をより鮮明に継続するための国防軍であって、どこかの外国を侵略しようとか攻めようとか、報復しようという性質のものではないはず。この議論が出てきたのは戦争を起こそうとかそういう背景からのものではないはず。徴兵制になるとかそういう話は行き過ぎた話であって、実際にそんな話になるとしたら、それこそ解散総選挙の争点だ。
まずやられっぱなし、ナメられっぱなしの自衛隊の地位を向上させるためのステップだと俺は考えている。
総括はこのへんで。