ちょっと前に興味深いブログの記事があった。
相場観に関する記事なんだけど、要約するとこういうハナシだ。(ソースなくてスマソ)
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株式やFXなど,、投資に関する世界については、プロもアマもへったくれも無い。区別が無いのだ。
スポーツの世界と違い、学生だろうが社会人だろうがリトルリーグだろうが、関係なく一緒くたの舞台に放り込まれるのが、
相場の世界。
じゃあ、プロやベテランだけが得をして、アマや初心者が損するだけの一方的な世界なのかというと、そうでもない。
ビギナーズラックなんて言葉もある通り、何も分からないまま株を買って、利益を得ることが出来た、というのも
よく聞く話だ。
上がるか下がるかだったらテキトーに買っても2分の1。極端なハナシ、50パーセントと割り切るなら、
知識を詰め込みすぎて理屈だけで投資するよりも、何にも知らずに適当に投資したほうがむしろ勝率が高いんじゃないか、
なんて説もある。
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俺は初っ端、損をしたクチだ。思わぬ打撃を喰らって損をした。テキトーに買ったわけじゃなくて、自分で理由(予想)を作って、
単に外れた。それだけのハナシなんだけど、この損をしたという事実で分かったことがある。
・自信過剰であること。
・欲張りであること。
・小心者ゆえ、損を極端に恐れること。
狼狽売りもしたし、利益を拡大させたいと思って利確しなかったら損に転落もした。
自信過剰な判断が投資バランスをアンバランスなものにして、損失を拡大させたこともある。
心理の世界で考えると、相場というのは結構面白い。自分がどういう人間なのかという点で、剥き出しの自分が抉り出される。
「愛や友情はお金で買えない」というのはよく聞く話。だがそれを相場に持ち込むのは敗因にしかならない。
せっかく買ったものだから、とか親から貰った遺産だから、という感傷は決断を鈍らせる。
紙クズになってしまったら親の遺産だろうが、それを残した親は報われないだろう。
特に借金(信用取引または証拠金取引) なんかはさらに鈍らせる。
借金してまでやった取引(FX)だから撤退したくない、損切りしたくないという心理は余計に働く。
面白い世界だけど、心を抉り出す、怖い世界でもある。