石原知事、尖閣で公開質問状「気概示して」
読売新聞からの記事なんだけど、寄付金の扱いや、領土を守るという意識を迫った質問状を各自民党総裁候補に送ったんだそうだ。
後日、それら全てを公開する方針だとか。
この一件から考えるに、石原都知事はもはや民主党政権を完全に見限り、次の政権は自民党に移るだろうと見ていることは明らかだ。まぁあんだけ無責任な政権運用を繰り返してきた民主党に何を期待するのかってハナシではあるけれど。
ただ気になるのは、今回のこの質問は、自分の息子である伸晃氏にも送られているということ。
これまでの経緯から察するに、「この質問は、石原都知事が息子へのアピールの機会を与えたパフォーマンスか・・・?」と考えるのはいささか勘ぐり過ぎだろうか。俺もそうは思わない。
自分の息子だからと変な色目は使わずに、頑とした態度で質問を送ったのだと考えたい。
「気概を示してくれることを期待している」と石原都知事は各総裁候補にメッセージを送っているが、その背景はやはりこれまでの腰抜け外交、ヒヨリ外交に端を発している。
特に領土問題ではそれが顕著に現れすぎた。
オリンピックのあの韓国の振る舞いや、報道される中国の反日行動の映像を見ると、民主党政権は韓国・中国を上長させ過ぎたのだと言わざるを得ない。そういう意味を持って、気概を示して欲しい。
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ここから先は新聞記事の内容から脱線してしまうが、伸晃氏はぶっちゃけ、総裁の器では無い気がする。父親があれだけ目立つキャラクターだから息子が目立たないというわけではない。
単純に言えば、「頼りない」イメージしか沸かないのだ。どう掘り下げても中間管理職で、老人方の「お伺い役」、マスコミへの「報道官」というイメージしか無くて、実体が感じ取れない。
単に「TVによく出てる人」というイメージしか無いのだ。
そして父親である慎太郎氏とどうしても比べてしまいがちだが、慎太郎氏には、「どんなセリフが出るんだろう」という期待感を持って注目してしまう。いい意味でも悪い意味でも、発言が気になるキャラクターなのだ。球界で言えばノムさんのようなイメージだが。
リーダーの器というのは、こういう「発言が気になる」人のことを言うのではなかろうか。