『アナタに足りないモノ』 | AQUOSアニキの言いたい放題

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徒然なるままに俺自身のネタや、政治・社会ニュースへの辛口コメント、最近観た映画の感想とかを書き綴ります。

たまーにブログのデザイン変更とか自作ブログパーツを出したりします。「ムホホ~♪」

ちょっと考えてみよーか。
俺は臆病だ。かなりのビビりで、弱気になってしまうことが多い。頭が真っ白になってしまって何も出来ないことだってある。

『やるしか無いんだ』背水の陣で挑んだこともある。成功したことも多かったけれど、その後『もうこんなのは御免だ』『二度とやりたくない』『やっと解放された』っていう風に、割と後ろ向きな感情になって、とても成功の余韻になんて浸れない。
必要なのは勇気。
【マオトコ】と書いて、『勇』という漢字になる。男として持っていたい感情なんだろう。
ただ、この勇気って奴について、考えさせられることが多い。
一見すると、『どんな相手でも一歩も退かず、前進邁進して見せる感情』が勇気のように見える。
だが果たしてそうだろうか。
俺は自分が臆病な人間だと自覚しているけど、もしそうなら勇気なんてこの先一生手に入らない。永遠に手の届かない、ショーウィンドーの外側で憧れるだけなんだろうか。

俺はそうは思わない。一部のたった一握りの男でしか手に入らないようなものに憧れる必要は無い。手に入らないから憧れる、それは真の意味で勇気ではない。
勇気って言うのは、臆病さも抱えて、踏み出せる感情が勇気なんだと言いたい。そうでなければ誰も持つことなんて出来やしない。臆病さを併せ持ってるから、弱者の気持ちも理解出来る。弱者を突き放して、自分のやりたいことを突き進むことは、一見勇気のようでいて勇気じゃない。

臆病さと勇気は反対語のようだけど、実は両方持っていて良いものなんだと思う。臆病であるからこそ親しみが持てるし、他人から勇気が貰えて、そしてその勇気を共感してもらえる。
これが在り方なんだと思う。