よく聞かれる話なんだけど、日本人の慣習として、他人の欠点ばかりが目につく。
俺もその一人なんだけど、自分の欠点がやたらと目につく。
対話の教育を職場で受けてるんだけど、まだまだ印象ウケが良くないらしい。
基本的に他人は褒めないモノなのだけど、「俺ってやっぱりこーゆー人間なのかなぁ」と後ろ向きな気持ちになったりする。
数日そこらですぐに変わるほど単純じゃないのは分かる。だけど、自身が歩んできた人生は言葉遣いや振る舞いでにじみ出るものなのだ。
そう考えると俺の欠点みたいなものはそこから表れてきている気がする。
「相手の気持ちを察してやる」
言葉で言うのは簡単なクセに、それが出来たと実感出来ない自分がいる。
「知識的な部分は申し分ないけれど・・・」
これが現在の評価だ。大事な部分が欠けたまま人生を歩んでしまった自分のツケだ。この代償めいたものを、俺は払わないといけない。人生の借金は金銭的なものではない、こういう心根にあるものなのだろう。