もうじき会社を辞める。今日の定時後に社長が話をしたいと出向先のこちらに来るらしい。慰留するつもりかもしれないけれど、応じるつもりは無い。次の職場も決まっているし。
この際だから、俺が感じていた違和感を記事にする。
俺が入社してから、5ヶ月で5人もの人間が辞めていった。知っている範囲でそれだから、もっといるのかもしれない。少なくとも5人ということだ。仕事で失敗したから辞めさせられたという経緯から、体を壊した、会社のやり方についていけなくなったと経緯は様々だ。そうしていく中で、『使えない奴は切り捨てる』『体なんか壊して当たり前、それでも働くのが正しい姿』という風な印象を俺は受けている。
終身雇用が崩壊した現代で、こんな時代遅れな発想でいいのかと思う。会社がそんなスタンスを取るなら、社員は自分の身を守ろうとするだろう。やりたくない仕事は他人に丸投げ、失敗しそうなら他人を槍玉に上げる、つるしあげる。
それでいて役員連中は『みんな仲間だから』と違和感たっぷりの演説を社員に聞かせる。
どう自分を納得させればいいか、そんな落とし所も見つからない。だから違和感だらけ。会社のトップも所詮人間、矛盾を抱えて当たり前なのだろうが、そんな人間らしい矛盾は上の人間だけが許されて、下の人間は一切許さないというのはどうなのか。このセンで考えてもやっぱり納得出来ないな。
俺のセンスが特殊なのか、世間からズレてるのかもしれないが、こうした違和感を感じてしまっているのも事実。どうせ違和感を感じるのなら、面倒な通勤や生活サイクルの崩壊に悩まされない職場に変えたほうがいいに決まってる。
今は、違和感だけしか感じない。