『実』無き『絆』 | AQUOSアニキの言いたい放題

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徒然なるままに俺自身のネタや、政治・社会ニュースへの辛口コメント、最近観た映画の感想とかを書き綴ります。

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震災後で絆を感じたという内閣府調査で67パーセントの人が感じたという記事があった。電話調査の結果だろうが、絆という言葉に俺はいささかの疑問を持っている。

その疑問とは、こうだ。絆、キズナと報道はされてるが、当事者たる被災者は本当に感じているのだろうか?観覧者よろしく、芸能人たちがああだこうだと騒いでいるのを視聴者たちも乗っかってるだけの『絆』なんじゃないのか。そういう意味で、『絆』って何なのかってスゲー疑問に感じるんだ。復興が遅れてるのに絆だけ感じるってどういうことなんだ?実効が無いのに絆を感じるって何?
そういう点で考えると、みんなが『絆、キズナ』って騒いでるのを見ると冷めた目で見てしまう。
実効のある結果や過程があって感じるなら俺も納得出来る。でもメディアが出してるのは演出、虚構であって実態じゃない。それで納得出来る『絆』なんてあるのか?俺は『そんなものは無い』と思う。俺の見方は現実的でドライな見方だろうと思う。でも敢えてそんな見方で『絆』とやらを作っていくならば、それは建設、雇用創出、家庭再生みたいな実体のあるものじゃないのか?そういうものを持たない『絆』なんて青写真掲げてみんなで眺めてるだけにしか見えない。
被災者はそんな青写真眺めてやれ『絆、キズナ』と騒いでる連中を、やっぱり冷めた目で見ていると思うのだが。
『絆』って一体何なのだろうか。