頭痛が酷い。足がフラフラ。空腹や寝不足まっしぐらの体調。
愛知県って自動車産業が主なんだけどさ、あんまりにも『理』に走りすぎてると思う。トヨタ関係だけじゃなくて日本の企業全体と言ってもいいけど。
いきすぎた『理』は人を犠牲にして利益に走り、人と人の間を磨耗させ、心を消耗させる。
『理』は技術や工夫に繋がる便利なモノだけれど、利益追求に偏り過ぎてるんではないだろうか。人間の側に立って考える『理』が疎かになりすぎてる。
人間も消耗すれば軋轢やイライラ、果ては中毒やDV、家庭崩壊や路上殺傷という最悪の行動に至る。マツダの元期間社員が社内で車を暴走させて多数の人を殺傷した事件も判決が下ったが、こうした経緯もあるんじゃないのかと勘繰ってしまう。
少し目線を変えてみる。日本と成長するアジア諸国について。
中国企業が三洋電機ブランドを買収し日本に進出したニュースは最近のことだが、相変わらず『日本が生き残るためには多少の犠牲を強いてでも技術を延ばさなければならない』という考え方が脈々と続いてる気がする。
多少の犠牲って、どれだけの犠牲なんだ?過労死したり自殺したり病気になったりすることか?疲弊しきった人生を送って、ロクな人間関係も構築出来ないまま、ジジババになって孤独死を迎えることか?
これのどこが『多少』なんだ?
なんで『この考え方しかない』と思考停止するんだろうか。もうこれまでのやり方で将来のアジア諸国に対抗出来るとは到底思えない。若者切り捨てて定年延長なんて逆行してて、『技術が、技術が』なんて言ってる場合か?
新しい考え方、新しい方向転換が必要なんじゃないのかな。
『理』に走りすぎるとロクなことにならない。こういう人間になろうとしていた自分が馬鹿だと思う。