なんかユーメーな人の講演会とかセミナーとかさ、果ては職場の先輩とか上司とか、果ては部長だの社長だのからアリガターイ言葉を賜るんだけど、そうやって植え付けられた向上心は、風化するものだよね。
しかもそれ、大概が相手にとって都合の良いものだし。本当に自分にとって重要な向上心ってのは、私生活での体験から培われるものだと思う。人のやっている行動に突き動かされたり、なんとなく気持ちが沸いて来たり、実際はそーゆーモンじゃないのかな。
仕事に向上心がなけりゃダメなんて、既成観念の押し付け。カネの為にやってるだけっていう風に考える考え方もある。給料が1万2万増えた程度で重い責任背負わされる『向上心』なんてダルくないか?そこまで出世したいと思ってないしな。責任の割に見返りが釣り合ってないくせに、『向上心』だなんだとごリッパな御託並べてその気にさせられる。つくづく騙されやすい生き物だったんだなと思う。
だったら、やっぱり『向上心』ってのは私生活の中から見出だすのが自然な在り方だと思うなー。自称『お偉い人』の講演会だのセミナーだのはその気にさせられてるってだけだし。毎日毎日、私生活で継続してやるジミーな積み重ねが『向上心』なんだと思うぜ。