スゲー個人的な話だけど、来月、いとこが結婚式をやります。既に入籍していて、1児の赤ちゃんがいるわけだ。正月挨拶に行ったときは会うことも出来なかったけど、幸せなんだろうなぁ。・・・年賀状で見た近況の写真は「太った?」って思ってしまったけど![]()
さて、そうしたこれから幸せいっぱいの生活を予感させる家庭もある一方で、結婚生活というものの現実を思い知らされた家庭もある。
同じく1児の赤ちゃんを持つ家庭なんだけど・・・夫婦が別室だったり、口喧嘩が多かったり、毎週1回は旦那が自分の実家に帰っちゃったりと、あんまりよろしいとは言えない。話をまとめると、どうやら奥さんが養育費や生活費、つまり収入に不満を持っているらしい。その不満から「転職して欲しい!」とブチ上げたこともあるんだとか。
赤ちゃんの育児をやりやすくするために母方の実家で旦那共々生活してるんだけど、娘の立場を重視するあまりに、旦那の立場が低いポジションに位置づけられてるんじゃないかなぁと勘繰ったりもする。家庭の話に他人がクビ突っ込むのもよろしくないのでここまでにしておくけれど、結婚って当人だけの問題じゃないのね・・・。
まだ独身男性の俺だけど、俺のことを「うらやましい」と言うし、旦那のほうも相当参ってるみたいだ。
現実的に見て厳しいんだよね。就職難だし、定年過ぎたジイさんと、新卒の学生、そして俺ら現役世代が少ない椅子の椅子取りゲームをさせられてる。世代間の「働く」ことに対する意識のギャップもスゲー大きいと感じることも多いし、嫁さんが「転職しろ」と言ったって「ハイ転職しました」というワケにはいかないだろう。
何よりショックだったのは、その旦那の収入と、俺の収入が対して変わってない件。
俺の収入なんかで、家庭を持てるんだろうか。そういう不安感が結婚に消極的になる要因になってる気もする。
結婚したがらない原因は、「草食男子」だとか「恋愛に消極的」「相手を選びすぎ」とかそういう表面的なモノだけじゃない。「相手を背負う生き方」にプレッシャーを感じてしまう部分もあるんじゃないのか。
婚活やってる最中も、「無職です」という女性をちらちら見かける。30過ぎて無職ってことはつまり・・・もう完全に男性をアテにしてると男のほうは見るんだよね。
旦那のほうも嫁さんに期待してた部分もあったろうし、嫁さんも旦那に期待してた部分もあったんだろう。なんていうか・・・「結婚って責任や期待の押し付け合いなの?」と思ってしまう。
収入や社会的地位が大事だというのもわかるんだけど、結婚というものが過度に「責任や期待」を押し付けあうモノに成り下がってる部分がある気がする。そこが結婚に対して消極的になる根底の要因なんじゃないかな。