漫画色々読んだけど、読んだ経験上、ヒーローなんてなるもんじゃねぇなと思った。
①四六時中敵に狙われてまともな生活が送れない。
②人助けばかりしてると、仕舞いにゃ一般人から『助けて当然』という横柄な態度を取られたりする。警察官とか自衛隊、レスキュー隊なんてまさしくそうじゃないか？彼らとて人間なのだからミスはあるし能力に限界があって当然だ。しかしヒーローはそれ以上の期待がのしかかる。『助けて当然』と言わんばかりに。ということはだ、本来守る役目を持つ、警察官らには白い目で見られるわけだ。役目を奪う格好になるのだから。
簡単にまとめてみたけれど、漫画みたいなヒーローに憧れるのは俺だってあるし、誰にでもあることだ。だけど、憧れるだけにしといたほうがいい。
警察官だって大変だ。組織がウダウダやるから身動き出来ないことも多いし、インネンつけられたりケチつけられることだって多い。
彼らだって人間だってことを考えれば必要以上のケチつけられる言われは無いんだけどな。
最もなりたくないなと思ったのは、アテナの聖闘士。いちいちあの女の言うこと聞かなきゃいけない理由がわからない。毎回毎回、全身骨折だの重傷だの、意識不明だの大量出血だのなんかになりたいわけないだろう。必死こいて闘ってきた彼らに、『あなたたちの本当の闘いはこれからなのよ』と毎回言い放つあの女がムカついてしょうがない。
教皇が裏切ったりした経緯もそういうところじゃないの？あのロクに苦労した風に見えない、ちやほやされただけにしか見えないあの女にガタガタ指図されるのに嫌気がさしたとか。
『ウゼェこいつ』とか内心思ってたんじゃねぇのかな。
そう考えるとブロンズの奴ら、良く言えば健気だし忠誠心強いわ。あそこまでガンバって、何かしら見返りがあったように見えないけど。ボランティアで危篤とか重傷とかなりたく無いわ。そう、悪く言っちゃえば『賢くない』。
金せびったって良いと思うんだけどな。好き好んで重傷だの骨折だのなりたいわきゃねーんだから、それ相応の生活を用意してくんねーと、やってられんと思うのだが。
まぁとりあえず俺のヒーロー論はここまでで。