ブログネタ:国語の教科書に出てたちょっと好きな話 参加中『走れメロス』『羅生門』が好きだ。メロスとセリヌンティウス、それから二人の命懸けの友情に心打たれた王、こういう話が好き。
生きるか死ぬかはもはや問題ではない。やらねばならぬ。友情を守れるかどうかの問題だ。だっけか。あのメロスの心中を書いたあたりが好きなのだ。あの話に初めて読んで心打たれたあの心を取り戻したいな。
それから『羅生門』。善悪や倫理の在り方を感じさせてくれる作品だ。人としての道を踏み外し堕ちていくのは、実は誰にでもありえることなのだ。そういう風に考えさせられる作品だ。追いはぎが追いはぎられるという展開だが、堕ちていく時には善悪や倫理など吹き飛んでしまうのではないだろうか。
対照的な作品二つだが、これを挙げたい。