※この記事は単なる俺の想像であり、根拠ナシ。カダフィ大佐は死んだのか、その死因はなぜ明らかに公表されないのか、それについて書いてみる。
①カダフィは死んだのか?
②死んだなら、その死因が公表されないのはなぜか?
まず①だ。これは死亡したと考えて間違いない。アルカイダのリーダーが何度も死亡したと報道されたり、日本近くの北の国のドンが何度も死んだと報道されているものよりも信憑性はある。あれだけの民兵たちに囲まれているのだ。死亡を隠蔽したり隠匿したりするのは不可能だろう。常にカダフィは誰かの目に晒されたと見ていい。
②明らかでない死因についてだが、これは政治的背景だとかそういう話ではない気がする。少年兵がカダフィの銃で射殺したと一部で報道されているが、俺はそれだけが原因でない気がする。
例えば、病院に搬送されたとあるが、搬送中の医療スタッフだって人間だ。反カダフィの人間だとしたら、職務を放棄した、あるいは逆に生命を脅かしたかもしれない。
あるいは病院で、医者も治療を放棄したかもしれない。すでに手遅れだったかもしれない。
こうなると直接の死因というのはわからないのではないか。死因が公表されないのは、反カダフィを正義としたリビアの国民の総意、あるいはカダフィ死亡に関わったかもしれない人物らを、死因を隠蔽することで保護しようとしたのではないか。
この仮説で話を進めると、カダフィという人物はよほど憎まれ恨まれ、そして多くの殺意に囲まれて最期を迎えた。時に憎悪や怨恨は、『殺されて当然』というところまで達してしまうということだ。