死亡したと発表された報道はあるものの、死因や状況がハッキリしないカダフィ。
本当に死んだのかすら疑わしい。俺が集めてみた情報だと、こうだ。
少年兵が、カダフィが所有していた拳銃を手にとり、カダフィに発砲。その後病院に搬送されたが、搬送途中で死亡。直接の死因は少年兵が撃ち込んだ銃らしい。
当時のカダフィ大佐拘束の、物々しいシーンを撮影した動画がニュース番組で放送されたが、民兵たちの間でも生かすか殺すかで意見が分かれていた。今にも仲間割れしそうな勢いだった。それだけ憎まれて恨まれるカダフィという人物はどんな人物なのだろうか。
27歳から政権を掌握し、現在まで掌握し続けた独裁。主だった政府の要所は親族らで固まっていたとのこと。
俺自身は、専制政治が全く駄目だとは思わない。停滞すればコトが全く進まなくなる民主政治よりも、何はともあれコトが進む専制政治のほうがいい場合もある。カダフィ政権の場合はそれに当てはまらないけれど。
カダフィは本当に死んだのか?俺は今、注目している。