医者にこう言われました。
辞めたいという意思は伝えました。でも、『今辞めたらニートとかひきこもりになる可能性大やで。クビって言われてないうちは言ったほうがええ。まだ30まで時間あると思ってるかもしれんけど、このまま言ったら確実にニートや引きこもりになるだけやで。仕事に生きがいとか完璧さとか納得さを求めたらアカンて。そういうものは稼いだ金を使ってやったらええやん。PCが流行りだしたときからアナタみたいな人が増えたと思います。仕事に人生を賭けることが正しいとは限らないんです。仕事なんかに人生賭けることが幸せだとは限らないでしょう?いっそのこと、工場の工員にでもなったほうがいいかもしれません。汗水出して自分の体をフルに使って仕事したほうが充実するかもしれませんよ』
『アナタはお世辞だとか建前だとかが嫌だと言うが、そんなもの当たり前だって割り切っちゃえばええんです。仕事なんて所詮そんなもんだと。家族みたいなものを求めちゃいけないんです。仕事なんて所詮、飯のタネでしかない。飯のタネごときのために人生とか生きがいみたいなもの賭けるなんて馬鹿馬鹿しいじゃないですか』
そうかもしれない。自分はきっと活躍出来るはずだと思って、頑張り過ぎたのかもしれない。仕事は所詮、仕事。そんなものにこだわったりああだこうだと考えることが間違いなのだ。たとえ別の場所に変わっても結局は変わらないのだ。
仕事なんて所詮メシの種。人生のオマケみたいなものだと考えればいいだけ。
『まだ面と向かってクビだと言われたわけじゃないんでしょう?だから、仕事なんてその程度のモノだと考えてやってみなさい。あなたの人生は仕事のためにあるんじゃない。稼いだ金を使って、あなたのためになることをしなさい。それがあなたの幸せなんです』
『どうしてもひどかったら、休業することも考えなさい。診断書を書いてもいいから。仕事はその程度のことだと割り切ってみなさい』
…言いくるめられたと言えばそうかもしれない。事実そうなんだろうけど、言いくるめられてみるか。
仕事は所詮メシの種。稼いだ金でやりたいことをやればいい。そんな風に考えてみよう。